
内定者自身が、入社時期を選べたら。SHIROの「インターバル採用」に見る、“時間の決定権”のゆくえ
株式会社シロ(SHIRO)が導入した「インターバル採用」は、内定者が卒業後、最大2年間、入社時期を自分で選べるという制度です。単なる学生への配慮に見えて、その実態は、これまで企業側にあった「入社時期を決める権限」の一部を、個人に委ねるという構造的な変化です。一斉スタートという画一的なリズムを崩す「非同期化」が、なぜ組織の強さにつながるのかを考えます。|by Megumi
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株式会社シロ(SHIRO)が導入した「インターバル採用」は、内定者が卒業後、最大2年間、入社時期を自分で選べるという制度です。単なる学生への配慮に見えて、その実態は、これまで企業側にあった「入社時期を決める権限」の一部を、個人に委ねるという構造的な変化です。一斉スタートという画一的なリズムを崩す「非同期化」が、なぜ組織の強さにつながるのかを考えます。|by Megumi

進学や就職などの前後に、学び、休息、自己探求を行うギャップイヤー。しかしそんな「肩書きのない」期間は、学校や企業から評価されづらいもの。ギャップイヤー協会のナヤーさんと、空白の捉え方を考えます。

星野道夫さんが撮影したホッキョクグマの姿から気づかされたこと。それは、「もうひとつの時間」が私たちのすぐそばに流れているということ。他のいのちを想像することは、自分自身のいのちを見つめ直すことでもある。星野さんの写真から、「共生」と「想像力」という見えない豊かさについて考えます。|by Tomoko

「非人道性」「核抑止力」──重大な言葉も、聞き慣れるうちに滑り落ちてしまうのはなぜだろう? 競争社会の中で広がる「自分さえ良ければ」という冷ややかさ。それこそが戦争の原理かもしれない。安易な正解を求めず、不確実な時代に揺らぎながら想いを巡らせ続けることについて書きました。

体罰と服従の教育を乗り越え200年かけて民主主義を育ててきたデンマーク。この国は、最初から「対話の国」だったわけではないのです。工藤勇一氏と北村朋子氏の対話から今教育が変わるためのヒントを探ります。

パリの美術館で抱いた違和感を手がかりに、「誰かの実践を伝えることで生まれる価値は、誰のもとに残るのか」を考えます。現場の知識や物語を一方的に持ち帰るのではなく、そこから生まれた仕事や資金、つながりを、実践者へどう返していけるのか。伝える側の誠実な役割を考えます。|by Erika Tomiyama

「保全は、正しさだけでは続かない」。コウノトリが舞う豊岡で考える、旅が流域を守る仕組みになる可能性とは──環境省の事業を入口に、豊岡市のコウノトリとの共生の歩みから、保全と旅の循環を考えます。

経済合理性のフィルターを通したとき、「課題解決が困難」と切り捨てられてしまう小さな地域。しかし人口減少はいつか共通課題となりうるもの。ビジネスは成長前提を脱却し「縮小」「着地」を許容する形へと変われるのでしょうか。|by Natsuki

大阪府八尾市の老舗メーカー・木村石鹸では、社員が自ら給与を提案する「自己申告型給与制度」を導入。給与を過去の成果への評価ではなく、社員がこれから生み出す価値への投資として捉えるこの仕組みは、会社と社員の関係性をどう変えるのでしょうか。

数字で測れないものは、管理できない──KPI(重要業績評価指標)がビジネスの「信仰」となって久しい今、私たちは画面上の数値を追う過程で、一体どれほどの現場の知恵を切り捨ててきたのでしょうか。ジェームズ・C・スコットの「可読性」論や大川内直子氏の文化人類学的視点を補助線に、KPIの支配を問い直し、数字を「対話の道具」へと取り戻すための作法を考えます。|by Megumi

外国人排除の風が強く吹く今、働く権利を奪われた人々から見えてきたのは、私たち一人ひとりの「生きづらさ」でした。支援の最前線にいる大澤優真さんの言葉から、排除のリアルな実態と未来への希望を探ります。

現代社会のデジタル過多により、無意識に呼吸が浅くなる「スクリーン無呼吸症候群」。消費と生産が止まらない都市で自分のリズムを取り戻すには、あえて「引き算」をする余白が必要です。都会に生まれた“呼吸のための場所”での体験から、社会のスピードに抗い人間らしさを取り戻す「ひと呼吸」の大切さを考えます。|by Tomoko

自然に触れることが心身に良いのは知っている。だけどなかなか行く時間が……というあなたに。家の近くから森林へ直行する無料のバスがあったら、乗ってみますか?