恩を売るということについて。そして、「恩を売る」ということと、「貸しを作る」「借りを作る」「貸し借りを作る」ということは、なんとなく同じような意味で使われている気がする。しかし、別の言葉ではある。
さらに言えば、「恩を売る」という言い方はするが、「恩を買う」という言い方はしない。しかし、「貸しを作る」という言い方はするし、「借りを作る」という言い方もする。
貸しているのか、売っているのか、借りているのか、買っているのか。これは普段の言葉で言えば、つまりレンタルか購入かということなわけだが、購入すれば自分のものになるわけだ。そして、借りているだけなら返さなくてはいけない。というか、返すことが前提となっている。
つまり、借りることと返すことは常にセットだけれども、買うことと売ることは常にセットではない。別に私はスーパーで物を買うけれども、スーパーに物を売ることはない。しかし、友人に何かを借りたら、基本的にはそれを返すべきだと思っている。
それは、それそのものを返すべきだ。だから例えばだが、ペンを借りたらそのペンを返すべきだ。所有権はその人にある。
その別のものではなくて、ペンを借りたら、例えばペンを借りたら、別のペンを返したら、それはおかしいわけだ。貸し借りでは、それはやらないというか、本来から考えるとやっぱり違和感がある。
しかし、お金に関して言えば、借りたお金を返すとしても、それは物体としての同じものでなくてもよいということにはなるが、これはお金というものの特別な性質にあることなので、少し話はそれてしまうし、置いておこう。
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