朝7時。
「ママこっち来てー!」
何度も続く子どもの呼びかけ。
前の日の私は「はいはい、今行くよー」とさわやかに返してた。
なのに、その日は、「今無理!話しかけないで!」と、強い声が出た。
子どもは、昨日と同じように私を呼んだだけなのに。
少し時間がたつと、今度は自分の言葉が頭の中で何度も再生される。
どうして今日は、あんなに怒ったんだろう。
昨日は普通にできたのに。
私の母親としての器って、その程度なのかな。
以前の私は、こんなふうに瞬間があるたびに反省会をしては出来事を評価していました。
怒ったあと、頭の中ではいつも
今の、悪いのは子ども?いやいや、私か。
なんて自分にダメ出しを始める。
冷たくしたときは、今日もまた失敗。
怒ってしまったときは、やっぱり私って毒親だ。
些細なことでイライラしたときは、はい残念、母親失格。
でも、ある日のこと。
また子どもに話しかけられたときに、
「もう!これ以上ママ無理だってば!!」
って叫んだ時にふと思ったんですね。
ん?これ以上とは……?
そんな自分自身から思わず出た言葉を聞いて、
子どもが私を呼ぶ声に対して反応していると思っていたけど、もしや他にもストレスを感じていることがあるってことなんじゃないか、
と思ったんですね。
そう思った私は、怒らなかった日と怒った日の違いを見てみるようになりました。
とある日は、末っ子の夜泣きがひどくて睡眠時間が少なかった。
とある日は、仕事で新しい業務が増えてプレッシャーを感じていた。
とある日は、続くワンオペで家事やタスクが積み重なっていってた。
そう、怒った日の私には、すでに積み重なったものがあった。
気まぐれで怒っていたわけじゃなくて、ただ余裕が残っていなかったからだったんですね。
これはきっとコップでいうなら、もう表面張力ギリギリの感じ。
そこに、子どもの呼びかけが最後の一滴になってワッとあふれた。
私はこの思いが爆発してしまった原因を、
・最後に入った一滴
・たった一滴を抱えられない自分の器の小ささ
だと思っていたんですよね。
だから、
こんな小さな出来事でイライラしちゃうなんて。
いつもならなんでもないことなのに、気分で怒鳴っちゃうなんて。
って思っていたわけです。
だけど本当は違った。
愛情が揺らいでるわけでも、性格がゆがんでるわけでもなかった。
ただ、私の中のコップにはすでに色々な要因がたまっていただけなんです。
このパターンを観察するようになってからは、怒ってしまった時の自分の反応が、「今話しかけてくる子どもが悪い」でも「こんなことで怒る私が悪い」でもなくていいことに気づきました。
だから今では、怒ったあとに『悪者探し』をする代わりに、自分にこう聞いてみることにしています。
「今、他になにか抱えているものはないかな?」
この問いをかけたからといって、すぐ怒りが消えるとは限りません。
残念ながら、菩薩のようにいつでもずっと優しい母になったわけでもありません(笑)
それでも私は、自分か子どものどちらかを悪者にするパターンから、少しだけ穏やかに前を向くパターンに乗り換えることができました。
怒ってしまった理由を知ることは、怒りの理由を愛する子どもだけにしないため。そして、自分自身も責め続けないためなんです。
あなたが最後にイライラしたとき、自分が他に抱えていたものを一つだけ思い出すとしたら何が浮かびますか?
もしよかったらコメントやメールへの返信で聞かせてください💐
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
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