東欧のモルドバが国内初となる産業用大麻の生産許可を発行
オランダ、大麻を合法生産者からのみ仕入れる「規制大麻実験」を強行する方針を固めた
六本木のDMM.com本社にて、国内外のCBD・ヘンプ業界関係者が一堂に会する勉強会兼懇親会が開催
東欧のモルドバが国内初となる産業用大麻の生産許可を発行した。従来は大麻栽培に対して厳しい制限があった同国だが、今回の動きにより、工業利用や健康食品など幅広い用途に向けたヘンプ生産の道が開けた形だ。
許可を取得した事業者は、繊維や建材など多様な産業用途でのヘンプ栽培を目指しており、ヨーロッパ市場に向けた輸出展開にも意欲を示している。モルドバ政府関係者は「適切な規制と管理の下で、国内農業の新たな収益源を生み出すチャンスとなる」とコメント。一方で、EU諸国の大麻規制が緩和傾向にあるなか、モルドバがどのように市場との連携を図るか、今後の政策やインフラ整備に注目が集まりそうだ。
情報源:Moldova Issues First Authorization For Hemp Production (ICBC)
オランダ政府がコーヒーショップの大麻を合法生産者からのみ仕入れる「規制大麻実験」を強行する方針を固め、各地で賛否が渦巻いている。4月7日からは、全国10の自治体にあるコーヒーショップが、違法ルートの大麻を一切扱えなくなる見通しだ。
コーヒーショップとは:
オランダの「コーヒーショップ」は、飲み物を提供するカフェとは異なり、少量の大麻を合法的に販売・消費できる店舗のこと。これまで大麻の仕入れ自体は違法ルートに頼らざるを得ない、法的な意味では「グレーゾーン」の存在だった。
従来、オランダのコーヒーショップは“グレーゾーン”と呼ばれる寛容政策の下、少量の大麻を客に販売していたが、仕入れに関しては非合法の供給に依存せざるを得ない実態が続いていた。今回の改革では、その「裏口」問題を解消する狙いがある。一方で、コーヒーショップ経営者は「まだ合法生産者は7社しか稼働しておらず、ハッシュやエディブルなどの品不足が懸念される」と強く反発。「このまま進めれば、客が違法市場に流れてしまう」と警告している。
さらに、合法生産大麻の品質や銘柄の多様性にも不安が残るため、「時期尚早」とする声がコーヒーショップ業界から相次いでいる。主要都市ブレダやティルブルフの市長も実験を支持しながらも、「供給不足で消費者が闇市場に逆戻りする恐れ」を指摘。健康被害のリスクや犯罪対策の観点からも、安定した合法供給が鍵になるという。
そもそもこの実験案は、自由主義政党D66の主導で生まれたが、現在の与党は積極的に推進しておらず、極右政党PVVなどはたびたび中止を求めてきた。しかし、法務・治安大臣ファン・ウィールは「途中で中断すれば、参加企業や自治体との信頼関係が崩れ、損害補償が発生する」と主張。計画通り4月に開始する姿勢を崩していない。
今後、3月末に行われるコーヒーショップ経営者と合法生産者の会合が、品薄問題の打開策を導き出せるかが大きな焦点となる。実験が順調に機能すれば、オランダの寛容政策が“正式な合法市場”として生まれ変わる転機になるかもしれない。
参照記事:Dutch government presses ahead with cannabis experiment despite strong opposition (NL Times)
2025年3月25日(火)、六本木のDMM.com本社24Fイベントスペースにおいて、国内外のCBD・ヘンプ業界関係者が一堂に会する勉強会兼懇親会が開催された。昨年末から施行が続く改正大麻取締法などを背景に、業界横断で最新の情報を共有し、連携を強化することが狙いとされ、多数の登壇者と参加者が集まった。
主催・共催はGreen Trade Japan株式会社、CBD部(Asabis株式会社)、@CBDが務め、パネルディスカッションには以下の業界団体が参画。産業大麻の栽培やCBDビジネス、検査・認証・医療の各トピックごとに、現状の課題や今後の展望について意見が交わされた。
一般社団法人 麻産業創造開発機構
一般社団法人 日本カンナビノイド協会
一般社団法人 日本ヘンプ協会
HEMP HUB
一般社団法人 GREEN ZONE JAPAN
一般社団法人 日本カンナビジオール協会
一般社団法人 オール・カンナビノイド
一般社団法人 全国大麻商工業協議会
一般社団法人 日本カナビス産業協会
イベントでは、法規制動向をはじめ、海外のトレンド、CBNの取り扱い、大麻栽培免許、検査機関による現状の課題共有、などがトピックとしてあげられました。パネルディスカッション終了後はCBD事業者や有識者を中心に業界内外の参加者同士でネットワーキングの時間が設けられ、様々な情報交換が行われました。
CANNABIS INSIGHTの活動理念「なぜ、大麻を合法化するのか?」
一度でもそう考えたことはないでしょうか。
世界を見渡すと大麻やCBDに関する情報が年々増加し、その注目度も高まっています。
しかし、この分野はまだ混沌としており、中立的な情報を提供するメディアが求められています。
私たちは、その必要性を感じ「CANNABIS INSIGHT」を運営しています。メディアを通して大麻・CBDについての知識や情報が増えることで、社会の見え方が変わり、自分自身の意見を持つことができます。「賛成」でも「反対」でも構いません。
CANNABIS INSIGHTを通じて「よくわからない」領域を知り、新たな気づきや発見を楽しんでもらえると嬉しいです。※本記事に日本国内ならびに国外での違法行為を助長する意図はなく、あくまで読者の皆様のリサーチや学習の一環として提供しています。THC・大麻等の使用は日本国の法律によって禁じられています。法律に関する最新情報は各国の公式サイトをご確認ください。
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