2026年の新潟2歳ステークスは、1番人気のレッチュベルクが1分34秒7で優勝。2着トウシンマジックが3着以下を3馬身離し、上位2頭の力が際立つ結果となった。
私は、レッチュベルクの新馬戦で戦った相手がその後に勝ち上がっていない点を重く見て評価を下げた。
しかし、新馬戦で2着に3馬身差をつけた内容は、相手が弱かっただけでなく、この馬自身が一枚上だったと考えるべきだった。キャリアの浅い2歳戦では、相手関係だけで評価を決めず、着差、脚の使い方、レース運びを合わせて見る必要がある。
ラップは12秒6―11秒0―11秒9―13秒1―13秒1―11秒2―10秒7―11秒1。前半3ハロン35秒5から中盤が大きく緩み、上がり3ハロン33秒0の直線勝負になった。
レッチュベルクは道中5番手から4番手で運び、メンバー最速の上がり32秒8を記録。先に抜け出したトウシンマジックに対し、田辺裕信騎手は追い出しを待って差し返した。勝ち時計は前年のリアライズシリウスの1分33秒4より遅く、時計だけで高く評価するのは危険だが、折り合いと瞬発力は明確な収穫だった。
2着トウシンマジックは、ゲートと折り合いが改善。4着スイートアリッサムは外枠から内の良い馬場を通れず、未勝利戦なら引き続き有力だ。初出走で6着のマインドフルネスも次走で注目したい。
本命シャンデヴァーグは5着。新馬戦で負かした相手のその後を重視したが、ペースアップへの対応力が足りなかった。AI本命のトウシンマジックは2着に入り、相手比較だけでなく、加速力と舞台適性を組み合わせる必要性が残った。
キーンランドカップは5番人気サウンドモリアーナが1分7秒7で優勝。1番人気パンジャタワーが2着、59キロのウインカーネリアンが3着に粘った。手元のTARGET補正タイムでは、パンジャタワー107、ウインカーネリアン104が上位。両馬のワイド480円は、実績と斤量を冷静に評価できれば拾えた組み合わせだった。
次週は新潟記念を中心に、今回の反省を生かして「相手関係」「ラップ」「舞台適性」を分けて検証する。

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