8月30日の新潟記念は、日曜の雨が勝負条件を変える。
現時点の予報は降る時間帯と雨量に幅があるものの、パンパンの良馬場を前提に決め打ちするのは危険だ。
新潟芝2000メートル外回りは直線658.7メートル。良馬場ならL2の最高速とL1で止まらない耐久力が重要になる。
昨年のシランケドも、レースのラスト3ハロンが10秒9―11秒0―11秒3という高速決着を差し切った。
一方、雨で時計がかかれば、問われるのはL4から長く脚を使う持続力。スタミナ、斤量、道悪実績の比重が一気に上がる。
AIの本命はダノンシーマ。評価の核は「加速力と耐久力の両立」だ。
白富士ステークスでは東京2000メートルを1分57秒0、上がり32秒7で勝利。その後は阪神大賞典3000メートルと目黒記念2500メートルでともに3着と、距離が延びても崩れていない。
重馬場の阪神2400メートルでも3着があり、雨が降っても大幅な割引は不要。
手元のTARGET補正タイムも直近3走連続で100以上。良でも道悪でも軸にしやすい8番だ。
3番ロデオドライブは4戦3勝、全4戦で上がり最速。
NHKマイルカップを1分31秒5で制した能力は疑いない。ただし、これまでの4戦はすべて1600メートル。
初の2000メートルで古馬と戦い、57キロを背負う今回は、人気ほど安全とは言い切れない。
穴は1番ボーンディスウェイ。前走の七夕賞は稍重の2000メートルで、14番人気ながら0秒8差の5着。2000メートルの持続戦に実績があり、雨で瞬発力の比重が下がれば浮上する。
59キロのアーバンシックとドゥレッツァは、馬場が悪化するほど斤量が効く点に注意したい。
基本はダノンシーマ軸。単勝は3倍以上なら検討し、ボーンディスウェイの複勝は3.5倍以上が目安だ。
最終判断は当日の気象庁レーダー、芝の含水率、前半レースの伸びる進路を確認してから。今回は「強い馬」より、「雨で有利になる条件」を先に買いたい。
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