生成AIの登場により、私たちWEB屋の仕事は大きく変わりました。
本質は変わっていません。ですが、これまで「高度な技術力と保守性の高い、整理されたコードを書くこと」がエンジニアの付加価値だった部分を、丸ごとAIが担うようになったのです。
特に Claude Code のように CLI 上で直接動作する AI エージェントの登場により、エンジニアの仕事は「コードを書くこと」ではなく、「お客様の課題を解決すること」へと戻りました。
もちろん、これまでもお客様の課題を解決することが本来の仕事でした。ですが、その課題解決のためにソースコードを書く時間が長すぎたのです。
業界的には「美しいコードを書くこと」自体が目的化されている風潮すらありました。
ですが、お客様の立場から見れば、自社の課題をエンジニアリングで解決してほしい、という点は昔も今も変わりません。
エンジニアは、本来のあるべき仕事に集中できるようになった。そう見ることもできます。
私は 2014 年に WEB エンジニアとしてキャリアをスタートし、当初はサラリーマンとして WEB サイト制作・WEB アプリ開発(当時は Angular.js や Django)を担当していました。
2018 年に独立し、現在の「はじめ工房」を設立。
最初から直契約にこだわり、累計 50 社以上の開発案件に携わってきました。
直契約にこだわってきた理由はシンプルです。
「技術が変化しても、お客様との関係性を構築することにフォーカスしていれば、急に仕事を失うことはない」と考えていたから。
フロントエンドエンジニアという、技術トレンドの変化が激しい職種柄、ずっと感じていた危機感でもありました。
エンジニアの市場価値は、たとえば「Next.js が書けるか」「開発経験が 3 年以上あるか」といった技術スタック軸で語られがちです。
ですが、お客様から見れば、自社の IT ソリューションを、どんな技術を使ってでも柔軟に解決してくれるエンジニアの方が、はるかに価値があります。
最近では FDE(Forward Deployed Engineer)という言葉が流行りつつあります。
ですが、お客様の本音は昔から同じです。「自社のための業務アプリを設計し、要件変化に柔軟に追従してくれるエンジニアが欲しい」。
私はそれを「エンジニアの本来あるべき姿」だと信じて、直契約路線を貫いてきました。
そして今、そのやり方を続けてきて良かったと、心から感じています。
AI 駆動開発の登場で、業界の一部では転職を選んだり、案件喪失に直面するエンジニアも出てきています。
一方で私は、お客様から見て「AI を使いこなせるエンジニア」へと自然に昇格し、対応できる業務の幅と量が共に広がりました。結果として客単価まで上がっています。
本質はシンプルです。いかにお客様にとって有用であり続けるか、ただそれだけです。
X でよく見かける「Claude Code の最新機能まとめ」や「AI 会社で完全自動・月商 1 億円」のような幻想は、ここでは発信しません。
あくまで、実際の現場でどのように Claude Code を活用しているか、特にお客様案件の中でどのような変化が生まれたのかに特化して書きます。
私自身も一人の事業者なので、業務効率化と自動化のためにも Claude Code をフル活用しています。
家庭側でも、妻と 2 人の子どもがいるため、Claude Code Channels を VPS に常駐させ、Discord から応答できる形にしています。家計簿管理や家族イベントの管理を任せていて、地味に効いています。
そういった実践例も合わせて紹介していきます。
明確に 3 つの層に向けて書きます。
1. AI 駆動開発を実戦で活用したいフリーランス・副業エンジニア
2. AI を使って業務効率化したいホワイトカラーの方
3. AI を使って新しい自社プロダクトを開発したい中小企業の経営者
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