AJ&Smart のJonathan は、ウェビナーは今でも非常に強力なマーケティング手段だと語っています。特に、広告予算が限られる企業、コンサルタント、研修会社、デザイン会社、SaaS、コーチ業などにとって、見込み客を顧客や商談につなげる有効な方法です。
よいウェビナーの流れは、まず自己紹介と信頼づくりから始まり、参加者の課題を丁寧に言語化します。そこで「まさに自分のことだ」と思ってもらうことが重要です。その後、商品そのものではなく、課題を解決する考え方や方法を示し、参加者が持ちそうな不安や思い込みを解消していきます。
ウェビナーの最後では、「自分で時間をかけてやる道」と「支援を受けて早く進む道」の二つを提示し、商品購入や商談予約へつなげます。
要するに、ウェビナーは単なるオンライン講座ではなく、信頼形成、教育、反論を解消し、営業を一体化した「一対多の営業面談」です。うまく設計すれば、今でもウェビナーは十分に効果があるマーケティング手法です。
https://dhbr.diamond.jp/articles/-/14365
チームの総合力を引き上げる人物を「スーパーファシリテーター」と呼び、その役割と実践方法を解説します。象徴的な例としてプロバスケット選手クリス・ポールが挙げられます。彼は個人として優秀なだけでなく、所属したチームの成績を大きく向上させてきたことから、「周囲の力を引き出す存在」です。
中心にある考え方は、優れた成果は一人の天才によって生まれるのではなく、チームが「集合知」を発揮したときに生まれるというものです。集合知とは、単に多くの人の意見を平均することではなく、各メンバーの専門性や強みをうまく組み合わせ、チーム全体を一つの「超個体」のように機能させる力です。
スーパーファシリテーターには、主に3つの働きがあります。
同調:メンバーの感情、強み、人間関係を敏感に読み取り、誰がどの役割で力を発揮できるかを見極めます。共感力や社会的知覚力が高い人ほど、チーム内の信頼や連携を促進しやすいとされています。
コミュニケーション:スーパーファシリテーターは、メンバーの可能性を見抜き、「あなたならできる」と明確に伝えることで、相手の自信と主体性を引き出します。ただし、単に甘やかすのではなく、適切な期待と支援を示し、ときにはその人に合わない役割や場所についても誠実に伝えます。
配分:会議やプロジェクトで一部の人だけが発言や注目を独占しないようにし、全員に貢献の機会を与えます。発言時間や役割が偏ると、チーム内の知識やスキルが十分に活かされません。スーパーファシリテーターは、ボールを回すポイントガードのように、注目と機会をチーム全体に配ります。
また、創業者独裁型やトップダウン型リーダーシップとの対比も示されています。短期的で明確な課題には指令型リーダーシップが有効な場合もありますが、長期的な問題解決やイノベーションには、メンバーをエンパワーし、集合知を引き出すスタイルのほうが有効だと説明されています。
実例として、トイストーリーなどのCG映画製作で知られるピクサーの「ブレイントラスト」も紹介されています。これは正式な権限を持たないクリエイター集団が、作品をよりよくするために率直かつ建設的な意見交換を行う仕組みです。命令ではなく、好奇心に基づく質問や対話によって、創造性を引き出す点がスーパーファシリテーションの好例とされています。
スーパーファシリテーターになるための実践策としては、次の3点:
各メンバーの強みを知り、それに合った役割を設計する
メンバーへの信頼を明確に言葉と行動で示す
会議や議論で発言や注目が偏らないようにし、全員に貢献機会を与える
スーパーファシリテーションは生まれつきの才能だけではなく、訓練可能なスキルです。適切な姿勢と方法を身につければ、誰でもチームの才能を信頼と連携に変え、個人の総和を超える成果を生み出す存在になれるとのこと。
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