こんにちは、やまたつです。
今日の動画で共和党の重鎮上院議員リンジー・グラハムが急死したことをまとめました。
動画内でも言及しましたが、サウスカロライナ州知事ヘンリー・マクマスターが今日、残り任期(2027年1月3日まで)の代行として、グラハムの妹ダーリン・グラハム・ノードン(Darline Graham Nordone)を指名しました。
どんな人物なのか、簡単にまとめようと思います。
まずダーリン・グラハム・ノードンは公職経験がありません。
しかし、兄の政治活動を長年支えてきた人物であり、選挙演説をしたこともあり、公の場での活動経験はあります。
ちなみに、サウスカロライナ州史上初の女性上院議員です。
ノードンは過去のインタビューでこのようなことを語っています。
「父が亡くなった日、リンジーは私を抱きしめて『いつもそばにいるよ、面倒を見るよ』と約束してくれた」「兄は兄であり、父であり、母でもある存在」
兄リンジーは週末ごとに大学から帰宅し、妹の宿題を手伝い、病気の看病をし、自転車の乗り方を教え、大学進学も支えました。
ノードンは兄の選挙キャンペーンや広告にも登場し、家族の絆を象徴する存在でした。グラハム議員自身も、2015年の大統領選出馬時、未婚の自分が「ファーストレディ役」を妹に頼むほど、信頼を寄せていました。
ノードンの経歴を見ると、ノードンはこれまで選挙で公職に就いたことはありませんが、公的サービスに長く携わってきました。
2019年よりサウスカロライナ盲人委員会委員(Commissioner for the Blind)として、視覚障害者の雇用・自立を支援。
他にもサウスカロライナ州労働力開発委員会メンバー、全米州立盲人機関協議会会長(次期で、まだ就任はしていない)といった経歴があります。
これらの前はクレムソン大学や州の雇用・職業リハビリテーション部門で勤務していました。
経歴から分かるとおり、からだの不自由な人々を支援する活動をしていて、チャールストン大学でリハビリテーションカウンセリングの学士・修士号取得という、経歴通りの勉学をしていました。
マクマスター知事は「リンジーの仕事と遺産を継ぐのに、これ以上ふさわしい人はいない」と任命の理由を述べました。
トランプ大統領も任命を強く推奨し、同じくサウスカロライナ州選出のティム・スコット上院議員や他の議員からも幅広い支持が寄せられています。
民主党のジェームズ・クライバーン下院議員までもが祝意を表すなど、党派を超えた敬意を集めています。
気になる政治思想ですが、「兄の意思を継ぐ」「トランプ大統領を支える」という発言がありますが、ウクライナ支援やイランとの戦争について具体的な発言を確認することはできていません。
11月に中間選挙を控えていて、緊急の予備選挙が今後実施される予定です。
どうやらノードンは出馬せず、あくまでも兄の残り任期を全うするだけで終わるかもしれません。
CNNのような大手メディアが即席で実施した緊急予備選挙の予測では、ノードンは含まれていません。

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