いつから、こんなに暑くなったんだろうか?
昔は、こんなに暑くなかったと思うのに、いつの間にか日差しに圧迫されそうだ。最近、昔のことばかりを思い出す。良かったことも、悪かったこともひっくるめて。
でも、そんな思い出も覚えているのはごく一部。何度も同じ出来事ばかりを思い出している。そんな自分に気が付くこともある。
棚卸しも、随分と進んできた。エッセイ集をいくつかリリースしたし、まとめ終わった作品もいくつかある。でも、肝心の物語がまるで進んでいない。久々に今日、書こうとしたが、まったく文字が進まなかった。どうやら頭に余白が足りないらしい。
ここ最近は、創作ではないことがらを、いろいろと調べ、いろいろと考え、いろいろと決断することが多かった。それは一段落したのだが、そこに残ったのは空っぽの自分だけ。
何をすべきで、どうしたいのか?
どう進むべきで、どこに向かうのか?
そんな道標が見えなくなってしまったように感じてしまう。このエッセイもそう。今まで書けない日もあったのだが、書き始めればすぐに言葉が浮かんできた。
でも、今は違う。
休み休みにしか言葉が生まれてこずに、ぼーっと画面だけを見つめる時間が長くなっている。そんな風になったのは、初めてかもしれないとちょっと恐怖に似た感情も湧き出てくる。
でも、それが苦痛かと言えば、案外そうでもない。真っ白な大地に旗を立てるのも、そう悪くないかと思えている。
どこに、どうやって進むのか?
何を見つめて、どう灯すのか?
もうそんなのはどうでも良くなってきた。ちょっと休んで、また進んで、そんなくり返しで良いのではないかと思ってきた。
何が正解で、何が間違いで、どうあるべきで、どうすべきで――
なんてことは誰にもわからない。だったら、自分の思うがままに歩けば、その内、道標が見つかるんじゃない?今は無理に旗を立てなくても良い。いつの間にか、そう思えるようになっていた。
さて、このエッセイはどこに向かうのか?
道標なきライブ感エッセイも、またどこかに旗が立つのかもしれない。もっと面白くて、もっと魅惑的な内容に生まれ変わって……。
以上、今週もご拝読いただきありがとうございました。

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