小芝風花は"未来の五輪候補"だった!? 女優が封印したフィギュア人生【芸能人“運命の分岐点”】
2026.08.22 芸能
芸能界には、もし違う道を歩んでいたなら、スポーツや芸術の世界で名を残していたかもしれない才能の持ち主が少なくない。歌や芝居だけではない。幼い頃から全国大会を目指して汗を流し、夢の舞台まであと一歩というところで人生の岐路に立った者もいる。
本連載では、そんなスターたちの"もう一つの人生"にスポットを当てる。
第1回は、いまやドラマや映画、CMで見ない日はない人気女優・小芝風花だ。実は彼女は、全国大会で優勝経験もある本格派のフィギュアスケート選手だった。
芸能界へ進んでいなければ──。その名は、日本フィギュア界で称賛を浴びていたかもしれないのだ。
荒川静香の金メダルが少女の運命を変えた
小芝がフィギュアスケートと出会ったのは小学3年生の頃だった。2006年、荒川静香がトリノ五輪で金メダルを獲得すると、日本中が空前のフィギュアブームに沸いた。その熱気に背中を押されるようにリンクへ立ち、競技人生が始まった。
運動神経は抜群だった。練習を重ねるごとに才能を開花させ、ジャンプやスケーティングだけでなく、音楽に合わせて感情を表現する演技力も磨かれていく。
本人が公言する憧れの選手は鈴木明子だった。「表現力とダイナミックさがあって、スピードに乗ったままジャンプするところがすごく好きでした」と後年振り返っている。少女はその滑りに近づこうと、リンクの上で腕を磨いていった。
生活はスケート中心だった。学校が終わればリンクへ向かい、休日も長時間の練習をこなす。後年、小芝自身が「毎日滑っていました」と振り返るほど、その日々は競技一色だった。

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