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Claude Managed Agentsで作る問い合わせ調査エージェント — 全体構成とAgent定義の管理

こんにちは。ファインディ株式会社でプリンシパルエンジニアをしている戸田です。 開発業務そのもののAI活用が進むにつれて、次に効いてくるのが開発以外の仕事、いわゆるトイルの対応でした。なかでも時間を取られがちなのが問い合わせ調査でした。 そこで、この問い合わせ調査をAIに任せることにしました。Slackから投げられた問い合わせに対して調査をして回答を返すエージェントを作り、AnthropicのManaged Agentsを使って、問い合わせが来たときだけ起動する仕組みにしています。 platform.claude.com この記事では、その全体構成と仕組みを紹介します。 Managed Agentsとは Managed Agentsの構成要素 全体の流れ GitHub Actions Sessions API Managed Agent Agentの管理をスキルに寄せる diff apply…

エンジニアが会場に立って101人に聞く 〜 カンファレンスアプリのUI改善を仮説から検証まで一周させた話 〜

こんにちは。ファインディ株式会社でモバイルエンジニアをしている加藤です。 技術カンファレンス向けのモバイルアプリ「Findy Events」を、React Nativeで開発しています。iOSは App Store 、Androidは Google Play で公開しています。 Findy Conferenceチームでは、職種を問わず、プロダクトを作っている本人がカンファレンスの会場に立ち、参加者へのユーザーヒアリングを実施しています。私も AI Engineering Summit Tokyo 2026 の会場に立った1人です。この会場でチームとして集めた101人分の声から、ナビゲーション構造の作り直しと、次のカンファレンスでの仮説検証まで一周させました。 この記事では、ユーザーヒアリングを通して得られた課題から、どう仮説を立てて検証したのかについて書きます。…

Findy AI Meetup in Fukuoka #7 を開催しました — AI × これまでと、これから

こんにちは。ファインディ株式会社でプリンシパルエンジニアをしている戸田です。 2026年8月5日(水)に、Findy AI Meetup in Fukuoka #7を福岡で開催しました。当日参加くださったみなさま、ありがとうございました! findy-inc.connpass.com 今回のテーマは「AI開発の"今まで"と"これから"を語り尽くそう」です。 皆さまの熱いご支援のお陰で、Findy AI Meetup in Fukuokaは今回で1周年を迎えました。節目となる今回は、AI開発のこれまでを振り返りつつ、これからを見据える内容の登壇が揃いました。 この記事では、ファインディメンバーによる2つの登壇を振り返ります。 Findy AI Meetup in Fukuokaについて え?フロントエンドエンジニアのワイがインフラも!? 「開発は一人です」から始まった新規サービス…

スタックプルリクエスト入門 — gh stackの使い方と、AIエージェントの並列実装での活用

こんにちは。ファインディ株式会社でプリンシパルエンジニアをしている戸田です。 先日、GitHubのスタックプルリクエスト(Stacked Pull Requests)がpublic previewになりました。依存し合う変更を複数のプルリクエストに分けたまま、順番に積み上げてレビュー・マージできる機能です。 この記事では、スタックプルリクエストの仕組みと gh stack でのプルリクエストの積み方、GitHubの画面でのレビューとマージの流れを紹介します。最後に、ファインディでAIエージェントの並列実装に組み込んでいる例にも触れます。 スタックプルリクエストの仕組み gh stackでプルリクエストを積む GitHubの画面でレビューとマージを進める ファインディでの活用 まとめ スタックプルリクエストの仕組み…

AI導入の「期待外れ」を乗り越える ─ 可視化と改善のサイクル、基本と基礎の徹底|AI DevEx Conference 2026 登壇レポート

こんにちは。ファインディ株式会社でプリンシパルエンジニアをしている戸田です。普段は開発組織のAI推進を専任で担当しています。 生成AIが開発現場に入り込むようになり、Claude CodeやGitHub Copilotなどのエージェント型ツールも一般的になってきました。 その一方で、「AIを導入したのに、思ったほど速くなっていない」「AI推進を進めていきたいけど何から手を付けたらいいのかわからない」という声を、よく聞くようになりました。 そんな中で先日、弊社主催の「AI DevEx Conference 2026」にて、 「生成AI導入の『期待外れ』を乗り越える ─ 開発フロー改革が目指す、真の組織変革」 と題して登壇してきました。 dev-productivity-con.findy-code.io speakerdeck.com…

AI時代の知見ライブラリ「Findy Library」を公開しました

こんにちは。ファインディ株式会社でプリンシパルエンジニアをしている戸田です。普段は開発組織のAI推進を担当しています。 このたび、ファインディが社内で実践している知見をまとめたドキュメントサイト「Findy Library」を公開しました。 lib.findy.co.jp Findy Libraryの特徴は、人が読むことだけを想定していない点です。すべてのページはブラウザで読めるWeb版に加えて、生のMarkdownとしても配信されており、Claude CodeやCursorといったAIエージェントに直接読み込ませて開発ワークフローに組み込めるように設計されています。 この記事ではFindy Libraryの紹介と、何ができるのかを解説します。 Findy Libraryとは 人が読む: 実践知見のリファレンスとして AIに読ませる: 複数のアクセス経路…

コード品質分析を活用して、コードを効率的にリファクタリングしよう【Findy Team+】

こんにちは!ファインディでプロダクト開発部のVPoEをしている 浜田 です。 Findy Team+ では、コードの複雑さを可視化して技術的負債の解消に役立てられる「コード品質分析」という機能の提供を開始しました。 4つのコード品質に関連する指標を組み合わせて、ファインディ独自のスコアとして可視化しています。実際に活用いただく中で、「スコアが低いとき、限られた工数でどの指標から優先的に改善すればよいか」という、リファクタリングの優先順位に踏み込んだご質問をいただくことが増えてきました。 この記事ではコード品質の可視化が求められる背景から、4つの指標の読み解き方、効率的にリファクタリングを進めるための優先順位、具体的なリファクタリングパターンまでを紹介します。…

AWS Summit Japan 2026 参加レポート

こんにちは。ファインディのPlatform開発チーム(以降、SREチーム)でSREを担当している原( こうじゅん )、富田( @Cooking_ENG )、松本( @mozumasu )です。 2026年6月25日・26日に幕張メッセで開催された「AWS Summit Japan 2026」に、SREチームの3名で参加してきました。 aws.amazon.com それぞれが印象に残ったセッションを1本ずつ取り上げ、ファインディの現状と紐づけてお届けします。 スタートアップにAmazon EKSは早すぎる? マルチプロダクト戦略を加速するPlatform Engineeringの実践 TBSテレビ「ラヴィット!」大規模配信の裏側とAWSサーバーレス設計 実践!Amazon RDSとAmazon Auroraのコスト最適化とパフォーマンス向上 まとめ スタートアップにAmazon…

可視化と改善を合わせて考える ― メトリクスを起点にAI推進を成果へ繋げる回し方

こんにちは。ファインディ株式会社でテックリードをしている戸田です。 先日公開したFindy AI Meetup in Fukuoka #6のイベントレポートで、「AIで開発が速くなったはずなのに、レビューが詰まってトータルの生産性が変わらなかった」という話に触れました。 tech.findy.co.jp そこで今回は、そのレビュー詰まりを題材に、 数値を見る → 仮説を立てる → 改善アクションを打つ → 結果を検証する というワンサイクルを1つの実例として紹介します。 Findy Team+ と Findy AI+ を組み合わせて、AI導入前後の数値を可視化し、そこから仮説を立て、改善アクションを打ち、結果を検証するまでの一連の流れを追っていきます。 AIで速くなったはずなのに、1人あたりの生産性は変わらなかった メトリクスを深掘りして見えた「レビュー詰まり」 仮説 改善アクション…

ゼロから始める負荷試験環境構築 — Grafana Cloud k6とDatadogで本番トラフィックを再現する

こんにちは。 CTO室/Platform開発チームでSREを担当している富田( @Cooking_ENG )です。 ファインディの「Platform開発チーム」は全社横断のSREの役割を担っています。当社のサービスがどれほどの負荷に耐えられるかを把握し、性能の問題を表面化・改善することで、ユーザーに安定したサービスを提供できる状態を目指しています。 そこで、Grafana Labsが提供するGrafana Cloud k6を採用し、 負荷試験環境をゼロから構築 しました。今回は、 Findy Conference を対象に負荷試験を実施しています。 Findy Conferenceは、テックカンファレンスに特化したプラットフォームサービスです。 conference.findy-code.io この記事では、負荷試験ツールの選定から、本番トラフィックを再現するシナリオの作成、Grafana…

Findy AI Meetup in Fukuoka #6 を開催しました — AIと共に変わるレビューの形

こんにちは。ファインディ株式会社でテックリードマネージャーをしている戸田です。 2026年6月17日に、Findy AI Meetup in Fukuoka #6を福岡で開催しました。当日参加くださったみなさま、ありがとうございました! findy-inc.connpass.com 今回のテーマは「AI×レビュー AIと共に変わるレビューの形」です。 AIで開発が速くなった一方で、レビューが新たなボトルネックになりつつあります。この記事では、当日のメイン登壇「生成AI時代のレビューを再設計する」を振り返りながら、ファインディが1500以上のPRに適用してきたレビューの仕組みを紹介します。 なお今回の登壇は、先日のAI Engineering Summit Tokyo 2026での登壇内容をベースに、レビューにフォーカスして再構成したものです。 tech.findy.co.jp Findy…