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動物 化石 古生物 心理学 歴史・考古学 毛 生活 dna アルツハイマー カエル ストレス タコ Latest articles 簡単に創造性を測定できるテストが開発されました。 2021年6月22日にハーバード大学の研究者たちによって『PNAS』に掲載された論文によれば、創造的な人ほど意味の遠い単語を選ぶ能力に優れていたとのこと。 また本研究で開発された、意味の遠い単語を選ぶ能力を測定するテスト(DAT)は既存の創造性を測定するテストに比べて、結果にばらつきが少なく、極めて優秀な尺度になるとのこと。 記事の最後には実際にテストを受ける方法を説明するので、よかったら試してみてください。
Aug 30, 2026 · 川勝康弘
高齢者が新たな趣味として楽器を始めたら、多くの人がそれを「生きがい」や「余暇の楽しみ」と見なすかもしれません。 しかし京都大学の研究によると、高齢者が楽器練習を継続することで、脳機能の加齢による低下を防げる可能性があるのだという。 しかも効果が現れたのは「演奏が上手い人」ではなく、「やめずに続けた人」でした。 研究の詳細は2025年6月17日付で学術誌『Imaging Neuroscience』に掲載されています。
Aug 29, 2026 · 千野 真吾
好きになる基準は人により様々ですが、大きく分けて「中身重視か、外見重視か」、という議論になることがよくあります。 実際どちらを重視する人が多いのかを調査した心理学研究もありますが、そこでは男性は外見を、女性は性格や安定性をより重視する傾向があると報告されています。 こうした恋愛観の性差は、進化の観点からも広く知られています。 しかしアメリカのローズ大学(Rhodes College)の心理学者シエラ・D・ピーターズ(Sierra D. Peters)氏らの研究チームは、どんな相手を求めるかの傾向は、性別ではなく「性欲(sexual desire)」の状態で変化するのではないかと考え、改めて調査を行いました。 すると非常に興味深い傾向が見つかったという。 この研究の詳細は、2025年6月付けで科学雑誌『Journal of Experimental Social Psychology』に掲…
Aug 29, 2026 · 相川 葵
眠気と戦いながら、なにか作業をしなければならないという場面は、日常の中でよく起こります。 では睡眠不足のまま仕事や勉強をしなければならないとき、少しでも頭の働きを保つには、仮眠を取るのと体を動かすのでは、どちらが有効なのでしょうか。 カナダのマギル大学(McGill University)のMadhura S. Lotlikar氏らの研究チームは、健康な若年成人に30時間連続で起き続けてもらった後、20分の有酸素運動、90分の仮眠、何もしない対照条件の3群に分け、その後に見た画像を3日後にどれだけ覚えていたかを調べました。 その結果、運動でも仮眠でも、同程度の高い記憶成績が示され、睡眠不足時の脳のリフレッシュには同程度有効であることが示されました。 ところが脳波を分析すると、効果は同程度でも両者の記憶を支える神経メカニズムは異なっていることがわかったのです。 では睡眠不足のとき、運動と仮…
Aug 29, 2026 · 相川 葵
現在の若者たちにとっては、もはや「独り身」でいる方が幸せなのかもしれません。 独ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ校(JGUM)の研究によると、現在14〜20歳前後の若者は一昔前の同年齢の若者たちに比べて、交際や結婚を含め、独りでいることの割合や満足度が高いという。 急速に変化する社会の中で、独身に対する若者の印象も大きく変わっているようです。 これは昨今の若者の孤独死の上昇と関連するかもしれません。 研究の詳細は2024年6月10日付で心理学雑誌『Personality and Social Psychology Bulletin』に掲載されています。
Aug 29, 2026 · 大石航樹
ADHDの診断数が近年急増しているという話は聞いたことのある人が多いと思います。 その理由について、これまで社会的認知の向上から診断件数自体が増加したこと、臨床的な理解が深まったことで以前は見逃されやすかった成人や女性の診断が進んだことなどが指摘されてきました。 しかし、本当に理由はそれだけでしょうか? 英国ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のBarbara J. Sahakian氏らは、この点について、これまでの複数の研究をレビューし、興味深い報告を行っています。 彼らの報告によると、近年のADHD増加の背景に、従来の要因に加え、スマートフォンやSNSによる頻繁な注意の切り替え、教育や仕事で求められる認知的負担の増加など、現代の環境と個人の注意特性との相互作用が関連している可能性があるという。 現代の生活では、スマートフォンが常に手元にあり、仕事でもプラ…
Aug 29, 2026 · 相川 葵
毒キノコは、私たち人を含む大半の生き物が手出しできない危険な存在です。 しかし長野県の山林において、ニホンリスが毒キノコとして有名なベニテングタケやテングタケを日頃から常食していることが神戸大学による2021年の研究で明らかになっています。 研究の詳細は2021年12月1日付けで学術誌『Frontiers in Ecology and the Environment』に掲載されています。
Aug 28, 2026 · 大石航樹
アメリカのカリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)で行われた研究によって、現代人のゲノムのおよそ1パーセントほどが、ネアンデルタール人でもデニソワ人でもない「正体不明の人類」から受け継がれたものだと判明しました。 1パーセントという値は、非アフリカの人々が持つネアンデルタール人由来のDNAに匹敵する量です。 しかも今回の断片は、ヨーロッパにもアジアにも、そしてアフリカにも見つかりました。 つまりこの遺伝子は人類がまだ世界へ散らばる前の時代に、私たちの祖先が誰かと交わっていた証でもあります。 さらに研究では、デニソワ人を経由して、オセアニアの人々へ届いた「超古代系統」が存在した可能性も示されています。 骨も名前もない2系統の幽霊祖先を、研究チームはどうやって捕まえたのでしょうか。 研究内容の詳細は2026年7月30日に『Science』にて発表されました。
Aug 28, 2026 · 川勝康弘
約1万1000年前の人々は「ヒョウ」という危険な猛獣にどのような意味を見出していたのでしょうか。 トルコ南東部の新石器時代遺跡「カラハン・テペ(Karahan Tepe)」で、ヒョウの背中に人物が座っているという非常に珍しい石像が発見されました。 高さ約70センチの像は、人間と動物を1つの構図に組み合わせたもので、トルコのメフメト・ヌリ・エルソイ文化観光相は「これまで類例のない様式を持つ作品だ」と話しています。 しかも、この像は約1万1000年前に置かれたとみられる場所に、そのまま残されていました。 今回の発見はトルコ文化観光省が2026年8月25日に発表しています。
Aug 28, 2026 · 千野 真吾
もし「走ること」に極端に適応した動物を作り続けたら、何が起きるでしょうか? よりたくさん走るようになった代わりに、子どもを残しにくくなったり、寿命が縮んだりしても不思議ではありません。 ところが米国カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)の研究チームが、30年以上続く「よく走るマウス」の選択交配実験を調べたところ、研究者が予想していた繁殖や寿命への「代償」は明確には見つかりませんでした。 研究成果は2026年8月12日付で学術誌『Behavior Genetics』に掲載されています。
Aug 28, 2026 · 矢黒尚人
約1億6500万年前、恐竜たちが歩き回っていたジュラ紀の森では、どんな音が響いていたのでしょうか。 恐竜の姿は化石からある程度復元できますが、「音」そのものは化石として残らないため、太古の音風景を知ることは簡単ではありません。 ところが今回、研究者たちは昆虫の翼に残された発音器官を手がかりに、ジュラ紀の昆虫が発していた可能性の高い「鳴き声」を復元しました。 そこから浮かび上がったのは、現代のコオロギにも似た澄んだ音だけでなく、人間には聞こえにくい「超音波」まで飛び交っていた世界です。 研究の詳細は、中国・首都師範大学(CNU)らにより、2026年8月25日付で学術誌『PNAS』に掲載されました。
Aug 28, 2026 · 千野 真吾
7000万年以上前、エジプトの景色は現在とはまるで違っていました。 果てしない砂漠の代わりに温暖な海が広がり、その中をさまざまなサメや魚、海生爬虫類が泳いでいたのです。 今回、エジプトのカイロ大学(Cairo University)などの研究チームは、その失われた海から残されたサメの歯化石を調べ、当時の海に多様なサメがいたことを示しました。 研究成果は2026年8月18日付で科学誌『Cretaceous Research』にオンライン掲載されています。
Aug 28, 2026 · 矢黒尚人
仕事や勉強で頭がパンクしそうになったとき、自然の中を歩くだけで気分が軽くなり、考えがまとまりやすくなった経験はないでしょうか。 木々を眺めたり、風を感じたり、鳥の声を聞いたりしたあとに、さっきまで行き詰まっていた問題へのアイデアが突然浮かぶこともあります。 単なる気分転換のようにも思えますが、近年の研究では、自然環境そのものが私たちの注意力やストレス、認知機能に影響を与えている可能性が示されています。 そのカギの1つと考えられているのが、自然が私たちの注意を「強く要求することなく、穏やかに引きつける」という性質です。 現代の脳は、メールや通知、仕事、交通、広告などに囲まれ、絶えず注意を振り向けることを求められています。 では、なぜ木々や空を眺めるだけで、こうした疲れた脳が「スッキリした」と感じるのでしょうか。
Aug 27, 2026 · 千野 真吾
月の重力は地球の約6分の1しかありません。 アポロの月面着陸の映像を見ても、宇宙飛行士たちはフワフワと空中を歩いています。 となると、月面では高いところから落ちても地面に激突することなく、ふわりと着地できるのでしょうか? それとも地球と同じように、やっぱり危険なのでしょうか?
Aug 27, 2026 · 千野 真吾
SNSを毎日何時間くらい使っていますか? 米国の成人約18万人を対象にした大規模な分析から、SNSなどのソーシャルメディアの利用時間と抑うつとの間に、11年間にわたって一貫した関連があることが示されました。 さらに機械学習による分析では、1日の利用時間が約2.5時間に達するあたりから、ソーシャルメディア利用が「抑うつあり」の判別を押し上げる方向に変わるパターンも浮かび上がっています。 米ノースウェスタン大学(Northwestern University)などの研究チームによる成果は、2026年8月22日付で科学誌『npj Mental Health Research』に掲載されました。
Aug 27, 2026 · 矢黒尚人
死者が墓からよみがえり、生きている人々に災いをもたらす。 現代では、単なる世迷言として片付けられそうですが、かつてのヨーロッパでは、こうした恐怖が実際の埋葬方法にまで影響していました。 2022年、ポーランド北中部にある17世紀の墓地から、首の上に大きな鉄製の鎌を置かれ、左足の親指には南京錠を付けられた若い女性の遺骨が発見されました。 これは「吸血鬼」として恐れられた人物の墓と見られていますが、彼女は実際には何者だったのでしょうか? ポーランドのニコラウス・コペルニクス大学(NCU)は、骨格、DNA、同位体、金属元素、織物などを分析し、この女性の人生と埋葬後に起きた出来事を再構成しました。 研究の詳細は、2026年7月30日付で学術誌『Journal of Archaeological Science: Reports』に掲載されています。
Aug 27, 2026 · 千野 真吾
新種の動物というと、人の入らない奥地や深い森の中でひっそり暮らしていた生き物を想像するかもしれません。 しかし今回見つかったのは、その正反対ともいえるカエルでした。 このカエルは、南米エクアドル西部の熱帯雨林だけでなく、バナナ農園や公園など人の暮らしに近い場所でも確認されており、研究者にとっても決して珍しい存在ではありませんでした。 それにもかかわらず、長年ずっと別の種の名前で呼ばれていたため、「新種」であることに誰も気づいていなかったのです。 エクアドル・カトリック教皇大学(PUCE)は、このカエルを新種「プリスティマンティス・ミルペ(Pristimantis milpe)」として記載しました。 研究の詳細は2026年7月24日付で学術誌『ZooKeys』に掲載されています。
Aug 27, 2026 · 千野 真吾
FPSなどのeスポーツでは、ほんのわずかな反応速度の差が勝敗を分けます。 こうした競技の世界で、選手たちの脳の状態や視線の使い方そのものを鍛える新しいトレーニング手法が開発されました。 高知工科大学のJeong Inhyeok氏らの研究チームは、脳波と視線のリアルタイム情報を利用したバイオフィードバックトレーニングによって、eスポーツプレイヤーの反応速度を大幅に短縮できることを明らかにしました。 この成果は2025年10月27日付の『Computers in Human Behavior』誌に掲載されました。
Aug 27, 2026 · 矢黒尚人
私たちは人生に迷ったとき、偉人の名言や哲学者の言葉に答えを求めることがあります。 プラトンやソクラテス、シェイクスピアなど、時代を超えて残った言葉には確かに人を考えさせる力があります。 しかし、実際に人生の方向を大きく変える言葉は、もっと身近なところから突然やってくるのかもしれません。 心理療法士として約30年の経験を持つある専門家は、こうした何気ない言葉が人の記憶や感情を呼び覚まし、ときには人生の重大な転機になることがあると指摘しています。 そこには「記憶は手がかりによって呼び戻される」という心理学の仕組みも関係しているようです。 では、なぜ、ごく普通の人が発した短いひとことが、これほど強く心に届くことがあるのでしょうか。
Aug 26, 2026 · 千野 真吾
パートナーとの出会い方は実にさまざまです。 職場や学校が同じで、日々のやり取りの中から自然と惹かれ合った人もいれば、親族や知人から紹介されて交際が始まった人もいるでしょう。 近年では、マッチングアプリや婚活イベントを通じて相手と出会うケースも珍しくありません。 では、こうした「出会い方の違い」は、結婚したあとの幸福度に影響を与えるのでしょうか。 この素朴でありながら重要な問いに、大規模な社会調査データを用いて答えようとしたのが、中国の西安工程大学(XPU)の研究です。 この研究では、配偶者とどのように出会ったのかという点に着目し、その違いが結婚後の満足度とどのように関係しているのかが、10年分の追跡データを用いて詳しく分析されました。 研究成果は、2025年10月27日付で学術誌『Critical Humanistic Social Theory』に掲載されています。
Aug 26, 2026 · 矢黒尚人
ギリシャのアテネ国立カポディストリアン大学(NKUA)の研究チームが、ペロポネソス半島の山あいに湧く小さな泉から、たった7匹の巻貝を拾い上げました。 いちばん大きな個体でも、殻の幅は1.46ミリ。ゴマ粒ほどの体は採れたてだとガラス細工のように透きとおり、色素も、目もありません。 研究チームは殻を割り、時計職人が使うような細い針とピンセットで、その透明な体を開いていきました。 そして突き当たったのは、この貝が既知のどのグループにも収まらないという事実です。 新しい種が1つ増えた、という話ではありません。この貝を置くべき棚そのものが、人類の分類の図書館に存在していなかったのです。 論文では、既知のいずれの属にも割り当てることはできず、新たな属を立てることが正当化される、と記述されています。 わずか1.46ミリの貝は、なぜここまで「どこにも似ていない」存在になれたのでしょうか? 研究内容の詳細…
Aug 26, 2026 · 川勝康弘
トルコ西部に残る古代都市サルディスから、約2500年前に作られた巨大な男性像が発見されました。 高さは2メートルを超え、長い髪と古風な衣装をまといながら、手や顔には当時として新しい写実的な表現が取り入れられています。 しかも、この貴重な彫像が見つかった場所は神殿や墓ではありません。 なんと古代ローマ時代の道路の下で、2つに割られ、顔を下に向けた「舗装石」として再利用されていたのです。 いったい、この男性は誰だったのでしょうか。 米ハーバード大学とコーネル大学によるサルディス考古学調査(Archaeological Exploration of Sardis)の発掘によって、古代リディア人が自分たちの過去をどのように捉えていたのかを考える、新たな手がかりが現れました。
Aug 26, 2026 · 千野 真吾
現代の川や湖でも、ワニは大型動物を襲う恐ろしい捕食者として知られています。 しかし約1000万年以上前の南アメリカには、現在のワニをはるかに上回る「怪物級」のハンターが生きていました。 その名は「プルスサウルス・ネイベンシス(Purussaurus neivensis)」。 現生のカイマン類に近縁なワニ形類で、全長は約7メートル、体重は約1800キログラムに達したと考えられています。 そして今回、草食哺乳類の化石に残された傷から、この巨大ワニが実際に大型哺乳類を襲っていたことを示す直接的な証拠が見つかりました。 研究の詳細は、フィンランド・ヘルシンキ大学(University of Helsinki)により、2026年8月17日付で学術誌『Journal of Vertebrate Paleontology』に掲載されています。
Aug 26, 2026 · 千野 真吾
子どもの頃によく体を動かすことは、健康な体づくりに大切だと昔から言われています。 しかし、その効果は筋力や体力を高めるだけでなく、大人になった後に「少ないエネルギーで動ける体」を作ることにもつながるのかもしれません。 米ペンシルベニア州立大学(PSU)の研究チームは、成長期の鳥に継続的な身体負荷を与えたところ、成熟後には同じ負荷を驚くほど効率よく運べるようになることを発見しました。 研究の詳細は2026年7月1日付で科学誌『Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences』に掲載されています。
Aug 26, 2026 · 矢黒尚人
「まだ本気出してないだけで、ほんとはやればできる」そんなセリフは、あなた自身が言ったことがあるかもしれませんし、身近な誰かから聞いたことがあるかもしれません。 人生がうまくいかないとき、自分の可能性を信じ続けるために、ついこうした言い訳を口にしたくなるのは自然なことです。本気を出せば、自分は成功できるはず。そんな“保険”を残しておけば、自己否定せずに済むからです。 でも、それは本当に「自分を守る」ための前向きな戦略なのでしょうか? 実はこの「まだ本気を出していないだけ」と言い訳してしまう心理は、心理学においてセルフ・ハンディキャッピングという名前がついています。 そして心理研究では、これが問題の先延ばし傾向を持つ人に多く、またこの傾向が下がると成績が向上することが報告されているのです。 つまりセルフ・ハンディキャッピングは無意識に自分で自分の足を引っ張ってしまう、心のブレーキなのです。 …
Aug 23, 2026 · 相川 葵
小さい頃、兄弟や姉妹と激しくケンカをした思い出がある人は多いのではないでしょうか。 誰が最初におもちゃを使うか、親の注目をどちらが集めるか、些細なことでも火花が散るのが家族の不思議です。 「男の子は乱暴で、女の子はおとなしい」そんなイメージが根強くありますが、本当にそうでしょうか? 思い返してみると、妹や姉が思い切り叩いてきた、泣かされた――そんな経験を語る人も決して少なくありません。 実際、兄弟姉妹間のケンカには、性別だけでは説明できない攻撃性が隠れていると考えられます。 では、家族の中で本当に“攻撃的”なのは誰なのでしょうか? アリゾナ州立大学(Arizona State University)のマイケル・ヴァーナム(Michael E. W. Varnum)准教授らの国際共同研究チームは24か国、合計4,013名(有効回答4,136名)を対象に、「兄弟姉妹間の攻撃性」が本当に性別に…
Aug 23, 2026 · 相川 葵
被爆するリスクがある職業と言われたとき、皆さんはどのような仕事を想像するでしょうか? 米国の新しい調査によると、このリスクが最も高い職業が、飛行機の客室乗務員とパイロットであるというのです。 意外に思う人もいるかもしれませんが、飛行機に乗ると、私たちは地上にいるときよりも多くの宇宙線にさらされます。 もちろんたまに旅行で利用する程度なら飛行時間は限られますが、パイロットや客室乗務員は何年にもわたり、高高度での勤務を繰り返します。 そのため航空乗務員は米国の職業集団の中でも放射線への年間曝露量が多い可能性が指摘されているのです。とはいえ、高高度の宇宙線などによる被爆が、健康にどの程度の影響を及ぼすかについてはまだよくわかっていません。 被爆によって起きる健康の問題として、もっとも懸念されるのがんです。 そこで米国のハーバード大学医学大学院(Harvard Medical School)のヴ…
Aug 23, 2026 · 相川 葵
SNSを眺めていると、最初は穏やかだったコメント欄が、会話が続くにつれて少しずつ批判的になっていくことがあります。 こうした現象に、最初はなごやかな雰囲気だったのに、どうしてこんなに荒れてしまったんだろう、と疑問に思う人も多いかと思いますが、新たな研究は、それがある人間心理と関係している可能性を指摘します。 それが、「すでに誰かが言ったことではなく、自分ならではのことを言いたい」という差別化(differentiation)の欲求です。 米シカゴ大学(University of Chicago)のHongkai Mao氏らの研究チームは、Redditに投稿された20億件を超えるコメントの分析と大規模な実験から、人と違う発言をしようとする動機が、オンライン上の会話から徐々にポジティブさを失わせる可能性を示しました。 この研究の詳細は、2026年6月22日付で『Proceedings of …
Aug 23, 2026 · 相川 葵
「チクショー!」と叫ぶと痛みに強くなるようです。 椅子の脚に小指をぶつけた時など、思わず「チクショー!」のように汚い言葉を大声で叫んだことはありませんか。 英国キール大学のリチャード・ステファン氏(Richard Stephans)らの研究では、汚い言葉を大声で出した方が、痛みが軽減されることを報告しています。 この現象が生じる理由は、大声で罵ることで、闘争・逃走反応が起き、覚醒状態になることで、痛みの抑制が働いたのではないかと考えられてます。 また近年では、孤独や恥のような社会的ストレスを感じた際に大声で罵った場合にも、心理的苦痛が軽減することが分かっています。 研究の詳細は、学術誌「Neuroreport」にて2009年に8月5日に掲載されました。
Aug 22, 2026 · AK
記憶にも推しがあるようです。 スイスのジュネーブ大学(UNIGE)で行われた研究によると、ポジティブな気持ちと結びついた記憶は睡眠中の脳内で優先的に繰り返し再生され、その結果として記憶がより強化される可能性があるという。 研究ではゲームで勝利したときに得られた報酬に関する脳の活動パターンが、深い眠り(ノンレム睡眠)の間により頻繁に再現されることを脳の画像解析から発見しました。 人は「嬉しい記憶」を眠っている間に無意識に何度も反芻(はんすう)し、その記憶を定着させている可能性があるということです。 寝る前のポジティブな感情が眠っている間の脳にまで影響を与えるとすれば、私たちは眠りの前にどんな感情を持つべきなのでしょうか? この研究内容の詳細は2021年7月6日に『Nature Communications』にて発表されています。
Aug 22, 2026 · 川勝康弘
人間は店の評判を知らなくても、長い行列を見ると「これだけ人が並んでいるなら、きっと良い店なのだろう」と感じることがあります。 自分では答えを判断する材料が乏しいとき、周囲の人たちの選択そのものを手掛かりにするわけです。 では、複数のAIが互いの選択を見ながら判断すると、同じような多数派への追随は起こるのでしょうか。 複数のAIエージェントを連携させる技術が広がる一方、こうしたAI集団が外部から「合意しなさい」と指示されなくても自発的にまとまるのかは、十分に分かっていませんでした。 そこでドイツのコンスタンツ大学(University of Konstanz)などのジョルダーノ・デ・マルツォ(Giordano De Marzo)らは、GPT、Claude、Llama系のAIを集団にし、どちらにも客観的な正解や優劣がない二択を与えて、他のAIの選択を見せながら回答を更新させました。 その結果…
Aug 22, 2026 · 相川 葵
60代や70代で亡くなった著名人の訃報を聞くと、「まだ若いのに」と感じることがあります。 そして、その死因としてしばしば挙げられるのが、がんです。 年齢を重ねれば、私たちの体では遺伝子の変異や細胞の老化が少しずつ蓄積し、がんをはじめとするさまざまな病気のリスクが高まっていきます。 それでは、110歳を超えるような人々は、そうした「高齢になるほど増えていく危険」をどのように乗り越えているのでしょうか。 大阪大学や理化学研究所、慶應義塾大学などの研究チームは、110歳以上の長寿者の免疫細胞を詳しく調べました。 すると、普通ならあまり多くない特殊なT細胞である「CD4 CTL」が、100歳前後から大きく増えていることがわかったのです。 しかもこの細胞は、がん細胞や老化細胞、体内に潜伏するウイルスなど、年齢とともに長期的な脅威となる相手を攻撃する能力を持つと考えられています。 今回の研究は、長寿…
Aug 22, 2026 · 相川 葵
夏の暑さが年々厳しくなっていると感じる人は多いかもしれません。 天気予報で十年に一度の猛暑みたいな表現が毎年出てきて、「どこが十年に一度なんだ!」と怒っている人も見かけますが、これまでの気象統計で十年に一度だったことが、毎年起きるということは、地球が気候変動を起こしていて、今までの常識が通用しなくなったことを意味しています。 そのため、このまま気候変動が進んだ場合、「暑い」を通り越して、「人間の命を脅かすレベルの暑さ」が広がる可能性が指摘されています。 そんな中でも衝撃的なのが、イギリスのキングス・カレッジ・ロンドン(King’s College London)の研究チームが報告した予測です。 この研究によると、今世紀末までに地球上で「暑すぎて住めない」範囲は3倍に拡大する可能性があるといいます。 この研究の詳細は、2025年2月4日付で『Nature Reviews Earth &am…
Aug 22, 2026 · 大倉康弘
週末になると「どこに出かけようか」と心が躍ります。 ドライブで自然の中に出かけたり、少し遠出して温泉に行ったりと、楽しみは尽きません。 でも、ふと頭をよぎるのが「車に酔って、半日寝込むことになったらどうしよう…」という不安です。 助手席や後部座席に乗ってスマホを眺めているうちに気分が悪くなり、せっかくの予定が台無しになったという経験、あなたにもあるのではないでしょうか? そんな悩みを解決するかもしれない、驚きの研究成果が名古屋大学から発表されました。 なんと「たった1分間、特定の音を聞くだけで、乗り物酔いを軽減できる可能性がある」というのです。 この研究成果は、2025年3月25日付の『Environmental Health and Preventive Medicine』誌にて発表されました。
Aug 21, 2026 · 大倉康弘
米国のワシントン大学セントルイス校(WashU)で行われた研究によって、マウスの頭蓋骨の内部に、これまで知られていなかった「免疫の器官」が隠されていることが明らかになりました。 また研究ではこの部分が「脳を専門」に守る場所として働いていており、その機能を強化することでマウスを脳腫瘍から守る力が上がったことも示されています。 この部分について論文では「頭蓋骨リンパ組織(skull lymphoid structures)」と呼んでおり、ヒトの頭蓋骨にも類似する免疫細胞がいる手がかりまで示されました。 なぜ脳だけが、自前の免疫の拠点を骨の中に置いているのでしょうか。 研究内容の詳細は2026年8月19日に『Nature』にて発表されました。
Aug 21, 2026 · 川勝康弘
数年後の自分を想像してみてください。 仕事をしている自分、休日を過ごしている自分、旅行をしている自分など、さまざまな場面が浮かぶでしょう。 では、その未来の中に家族や恋人、友人などの「他人」は登場しているでしょうか。 実は、未来を思い描いたときに「他人」がどれくらい登場するかには、その人が普段どのように人間関係を築いているかが反映されている可能性があります。 早稲田大学らの研究チームは、「未来の想像」と「愛着スタイル」の関係を調査。 その結果、他人との親密さを避け、自分だけで物事を処理しようとする傾向が強い人ほど、思い描く未来にも他人が登場しにくいことが示されました。 一方で、人間関係について不安を抱きやすい人では、反対に未来の中に他人が登場しやすい傾向が確認されています。 研究の詳細は2026年5月に学術誌『Journal of Individual Differences』に掲載され…
Aug 21, 2026 · 千野 真吾
イッカクの頭から突き出す牙は、2mを超えることもある巨大な「歯」です。 しかも驚くべきことに、これほど長く成長しながら、ゾウの牙のように大きく曲がることなく、ほぼまっすぐ伸びていきます。 では、なぜイッカクの牙は長くなっても曲がらないのでしょうか。 デンマークのオーフス大学(Aarhus University)を中心とする国際研究チームがその内部構造を詳しく調べたところ、外側と内側で逆方向にねじれる特殊な構造が見つかりました。 研究成果は2026年8月18日付で科学誌『Nature Communications』に掲載されています。
Aug 21, 2026 · 矢黒尚人
マダガスカルを代表する植物といえば、太く膨らんだ幹と、空に向かって広がる独特な枝を持つ「バオバブ」です。 その独特の姿から世界的にもよく知られていますが、意外にも、私たちは今でも「バオバブが何種いるのか」という基本的なことさえ完全には把握できていません。 米ウィスコンシン大学マディソン校(UWM)は今回、マダガスカル各地のバオバブを遺伝子レベルで詳しく調査。 その結果、これまで同じ種だと思われていた木の中に、実は別の進化の歴史を持つ集団が隠れていたことが判明しました。 その木は、新たに独立種として認められた「アダンソニア・ボジー(Adansonia bozy)」です。 研究の詳細は、2026年7月12日付で学術誌『Taxon』に掲載されています。
Aug 21, 2026 · 千野 真吾
猫がニオイを嗅いだ後、突然口を半開きにして不思議な表情を浮かべることがあります。 一見するとただの変顔にも見えますが、この「フレーメン反応」を詳しく調べたことで、猫が尿から相手を見分ける仕組みの一端が明らかになりました。 岩手大学を中心とする研究チームは、猫の尿に個体ごとに異なる特殊な脂肪酸の組み合わせが存在し、猫がその違いを識別できることを発見しました。 研究成果は2026年8月20日、科学誌『Current Biology』にオンライン公開されました。
Aug 21, 2026 · 矢黒尚人
江戸時代の庶民の食事と聞くと、白米や漬物、魚を中心とした「質素な食卓」を思い浮かべる人も多いでしょう。 では、そんな食生活は現代と比べて、栄養面ではどのような特徴を持っていたのでしょうか。 龍谷大学などの研究グループは、江戸〜明治時代に作られた和本の表紙に紛れ込んでいた「毛髪」を分析し、当時の都市庶民が何を食べ、どのような元素を体内に取り込んでいたのかを調査。 その結果、食事は米と海産魚を中心とする質素な内容だった一方で、カルシウムや鉄、銅、カリウムなど複数の元素は、現代人の毛髪より高い濃度で検出されました。 しかし同時に、鉛や塩素も高く、亜鉛は低いという、現代とは異なる弱点も浮かび上がっています。 研究の詳細は2026年8月17日付で国際学術誌『Scientific Reports』に掲載されました。
Aug 20, 2026 · 千野 真吾
アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で行われた研究によって、AIが生成した画像の多くは、「どの学習データから生まれたのか」をたどれなくなっていることが明らかになりました。 学習データが大きくなるほどこの傾向は強まり、特定の絵1枚どころか、学習データからあるアーティストの作品を丸ごと消しても、AIはほぼ同じ絵を出力したのです。 研究者たちは「消しても出力が変わらないなら、そのデータは出力の原因とは言えない」と述べており、元ネタをたどれないAIアートの存在は偶然ではなく必然だった可能性が示されています。 では、特定の誰かに由来するとは言えない絵の”作者”は、いったいどこにいるのでしょうか。 研究内容の詳細は2026年8月18日に『Nature Communications』にて発表されました。
Aug 20, 2026 · 川勝康弘
現代人はネットの発達やデスクワークの浸透により「座りっぱなし」の生活を余儀なくされています。 長時間座り続けることが体に様々な害悪を及ぼすのは十分に知られていることです。 そこで昨今は座りっぱなしの弊害を避けるために、立ったまま仕事を続けられるスタンディングデスクが広まっています。 ところが豪シドニー大学(University of Sydney)の2024年研究で、立ちっぱなしも健康に良くないことが示されたのです。 研究によると、立ちっぱなしは心不全や脳卒中などの心血管疾患の予防には寄与せず、逆に下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)や深部静脈血栓などのリスクを高めることが示唆されました。 研究の詳細は2024年10月16日付で医学雑誌『International Journal of Epidemiology』に掲載されています。
Aug 20, 2026 · 千野 真吾
髪を自分で繰り返し抜いてしまう「抜毛症」は、一般にストレスや不安と深く関係していると考えられてきました。 しかし日常生活の中で、そのときの気分や抜毛を繰り返し記録してみると、事情はそれほど単純ではないようです。 ドイツのハイデルベルク大学病院(UKHD)の研究チームが抜毛症の人々を10日間追跡したところ、不安や悲しみなどのネガティブ感情は、その後の抜毛を予測しませんでした。 一方で「退屈」はその後の実際の抜毛を、「疲労」はその後の「髪を抜きたい」という衝動の強まりを予測していたのです。 研究成果は2026年6月10日付で科学誌『Comprehensive Psychiatry』にオンライン掲載されました。
Aug 20, 2026 · 矢黒尚人
今、イタリアのアドリア海で、外来種のカニによる深刻な漁業被害が広がっています。 問題となっているのは、北米原産の「ブルークラブ」です。 強力なハサミで貝をこじ開け、アサリなどを次々と食べてしまうため、イタリア北東部では大きな損失が出ています。 そこで研究者たちが対抗策として目をつけたのが、なんと「タコ」でした。 甲殻類を好んで捕食するタコを海に増やし、ブルークラブの勢力拡大を食い止めようというのです。 この一風変わった試みは、イタリアのボローニャ大学(University of Bologna)が進める「Octo-Blu」プロジェクトとして始動されています。
Aug 20, 2026 · 千野 真吾
スコットランド北部で、約2000年前のものとみられる人間の遺体が、奇妙な石造りの構造物の底から発見されました。 遺体が見つかった場所は、単なる墓穴ではありません。 内部には石板を敷いた床や丁寧に積まれた石壁、さらに下へ降りるための階段まで設けられており、石の隙間には水を漏らさないためとみられる粘土状の素材も使われていました。 こうした特徴から、考古学者たちは、この構造物がもともと液体をためる施設であり、儀式に使われた「井戸」のような場所だった可能性を指摘しています。 では、なぜその底に人間の遺体が横たえられていたのでしょうか。 調査を行ったスコットランドのHighland Archaeology Servicesは、この埋葬が、井戸を使わなくする際に行われた「閉鎖の儀式」と関係している可能性を指摘しています。
Aug 20, 2026 · 千野 真吾
「道を覚える」「現在地を把握する」「目的地までのルートを考える」といった行為は、老後の脳を守ることにつながるのでしょうか。 その可能性を感じさせる意外な結果が、米国の約900万人の死亡記録を調べた研究から報告されています。 ハーバード大学医学大学院(HMS:Harvard Medical School)の研究チームが443職種を比較したところ、アルツハイマー病による死亡割合が最も低かったのは、救急車運転手とタクシー運転手でした。 研究チームは、両者に共通する「その場で道を考え続ける仕事」に注目しています。 研究成果は2024年12月17日付で医学誌『BMJ』に掲載されました。
Aug 20, 2026 · 矢黒尚人
ワインについて詳しい人と聞くと、「よほどワインが好きなのだろう」「仕事で扱っているのだろう」と考えるかもしれません。 しかし、その豊富な知識には「知能」も関係している可能性があるようです。 独ザールラント大学(Saarland University)らによる研究では、IQが高い人ほど、ワインに関する専門知識も豊富な傾向があることが示されました。 しかも、この関係はワイン業界で働いた経験や、普段ワインを飲むかどうかを考慮してもほとんど変わらなかったようです。 研究の詳細は2026年8月7日付で学術誌『Intelligence & Cognitive Abilities』に掲載されています。
Aug 19, 2026 · 千野 真吾
「価値観も将来の目標も合っているはずなのに、なぜか一緒にいると疲れてしまう」 そんな経験はないでしょうか。 カップルの幸福度を左右しているのは、人生観や将来設計といった“大きな一致”だけではなく、毎日の生活に繰り返し現れる「ごく小さな相性」かもしれません。 米国の心理学者マーク・トラバース氏は、こうした日常の細かな一致について、行動医学や睡眠研究、コミュニケーション研究などの知見をもとに解説しています。
Aug 19, 2026 · 矢黒尚人
日本の東京大学、東京都立大学、九州大学で行われた研究によって、縄文人の祖先が最後の氷河期を生き延びるために、震えなくても脂肪を燃やして体を温められる「発熱体質」へと進化していた可能性が示されました。 今から約2万年前、地球全体が冷え込んだ氷河期の真っ只中において、人類は毛皮と火を頼りに生き延びた、というイメージを持つ人は多いでしょう。 しかし日本各地から出土した縄文人骨42体のDNAには、寒さと戦うために体そのものを作り変えた進化の痕跡がくっきりと刻まれていたのです。 さらにこの氷河期仕様の体質は、現代日本人の体にも受け継がれている可能性があります。 極寒の氷河期は、人類の体を内側からどう作り変えたのでしょうか? 研究内容の詳細は2026年8月12日に『Science Advances』にて発表されました。
Aug 19, 2026 · 川勝康弘
母親の口から、小さなカエルが次々と飛び出してくる。 まるでSFのようですが、かつてオーストラリアには、本当にそんな方法で子どもを育てるカエルが存在していました。 その名前は「カモノハシガエル(学名:Rheobatrachus silus)」。 彼らは卵を自分の胃に飲み込み、子どもが小さなカエルになるまで胃の中で育て、最後には口から外へ送り出していました。 知られている限り、この「胃を子育ての場所として使う」という繁殖方法を持っていた脊椎動物は、この属の仲間だけです。 しかし、その驚くべきカエルたちは1980年代までに姿を消してしまいました。 ところが現在、40年以上冷凍保存されてきた標本を使い、この絶滅したカエルをよみがえらせようとする試みが続いています。 豪ニューカッスル大学(University of Newcastle)が関わる「ラザロ・プロジェクト」です。 そして研究チームはすで…
Aug 19, 2026 · 千野 真吾
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