AIに動画処理をさせる、というのが面白くて、AIに「セミナー動画のダイジェスト予告編を作らせる」という仕組みを作りました。
たとえば、前回のセミナー のダイジェストはこんな感じ。
もう一個前のやつ
個人的に自慢したいのは、この動画は「動画ファイルと手順書」(それに、時短のためにあらかじめ作ってあった文字起こしデータ)を渡すだけで、どこを使うか、どう並べるかまで、生成AIが自分で判断して動画を作ってくれるようになった、ということ。
最近よくあるAIダイジェスト動画ツールの、自分専用バージョンを作った、という感じと言えばいいのかな。
AIに文章書かせるとか、画像を作らせる、音楽を作らせるというのは、よくある。そして、AIに動画を作らせるというのも、普通によくある。
ただ今回はそうじゃなくて「自分の動画をAIに編集させる」というもの。
品質については、まだまだ改善できる部分は無限にあるんだけど、これを「自分で仕組みを作ってやった」という満足度が高いです。
以下、大ざっぱにどんなことをやらせているか、という話。
この仕組みのベースは「タイムスタンプ付きの文字起こし」です。
超雑に言えば、文字起こしを読んで、その文章から「ダイジェストに使うのはここがええやん」という部分を何個か選ぶ。
そして、ffmpegというCLIツールを使って、切り出して、つなげる。
ffmpegは超優秀で、そこにトランジション(シーンが切り替わる時の演出)をつけたりとか、音声のフェードインフェードアウトもできたりして、これで動画のベースとなるファイルは簡単にできます。
で、そのあとは「文字入れ」です。
ここでも、どんなテキストを作るかは、指示書作っといてあとはAI任せ。
自分でそれぞれのシーンのテキストを指定した方がほぼ100%「よいもの」になるんだけど、ダイジェストの目的は「限りなく自分の手間をかけずにプロモーションコンテンツを作ること」なので、質の良し悪しとかよりも、だいたいの雰囲気が掴めるものでオーケーとすることにしています。
(たぶんこれは、ImageMagickでテキストをはめた画像を作っていると思う)
で、あとはそのテキストを、これもトランジションを加えたりして、既存の動画に重ねたらそれで完成。
この仕組みで、だいたい目安として、1時間くらいの動画から、1分に少し満たないくらいの動画が完成。
できるだけ安く、なおかつ品質を安定させることを目指して、GPT-5.6 Luna(high)を使って、10分くらいの作業時間で動画が完成するようになりました。(もちろんその10分、人間は遊んでいるだけ)
最初の方は、たとえば「細かい文字起こしを入れる」ようにして、微妙にタイミングが合わなかったりだとか、波形をみて無音部分をカットさせる処理とかしてみたりとか、いろいろな工夫をしたんだけど、作業時間が延びる上に、うまくいかないことも多くなって、最終的には「できるだけシンプルな仕組みで」「自分がこれならいいかなと思える品質」になればいいや、と判断してこの仕組みを採用しました。
こういうのを作って、今改めて振り返ってみると、個人的に、8月はかなり「成果が大きい月」だったとしみじみ思います。
自分の仕事の中で、いわゆる「事務作業」とか「メンテナンス」それに加えて「PKM的なやつ」「ごりゅご.comの充実」も日々の自動化に組み込むことができるようになり、8月後半は、かなり日常が安定。
そして、そこからできた余力で、今回みたいな動画自動生成の仕組みを作ることができたりするようになってきています。
他にも、Substackを更新する時に、ちゃんとTwitterとかに投稿して宣伝するような仕組みを作ったりとか、自分がほしいニュースを投稿する仕組みを作ったりとかもできるようになってきました。
こういう感じのニュースを投稿しています。よかったらTwitterもフォローしてね!(あえて時間は安定させず「朝」に投稿)
五藤隆介📖『アトミック・シンキング』@goryugo
【8月26日 AI活用 x 知的生産ニュース】 ・Obsidian、ノートにペンで手書きできる「Handwriting」β版 ・Codex、Plusは5時間制限が復活、Proは今後数か月なし ・ChatGPT Business、メールやSlackの更新をきっかけにタスクを自動実行 ・Claude、通常のチャットとCoworkで記憶を共有 ・Google
11:33 PM · Aug 25, 2026 · 201 表示
5 返信
そして、今回のきっかけでもある、プロモーションし忘れていたプロモーションをちゃんとプロモーションします。
Cursorでつくった動画配信システム「ナレッジワーカーズ」 - by はるな👠iPad Worker
はるなさんが「ナレッジワーカーズ」(ナレッジスタックと、iPad Workersを合体したらこういう名前になった)という名前の、過去動画販売サイトを作りました。
Knowledge Workers というサイトです。
ここでは、はるなさんのiPad Workersの動画に加えて、ナレッジスタックのセミナー動画も一緒に販売してもらっています。
そもそも、このダイジェストを自分好みにしようと思った、というのが今回紹介したダイジェスト動画作成システム作りのきっかけになった、というわけなのです。
とりあえずいま購入できるナレッジスタック動画は、過去2ヶ月分(ALPs仕事術 と 生成AI読書メモ術 の2つ)だけですが、いい感じの反応があれば、今後コンテンツをどんどん追加していく予定です。
ナレッジスタック有料会員特典との違いは、サブスクではなく買い切りであり、動画自体をダウンロードして保存できる、ということ。
究極的には、ナレッジスタック有料会員になって、一気に全部みた方が安いのは間違いないんですが、サブスクは宗教的にダメな方もいらっしゃるでしょう。1ヶ月で即やめするのとか、申し訳ないなあと感じる方もいらっしゃるでしょう。そもそも、1ヶ月で一気に全部みるのは、情報量が多過ぎるし、ある程度理解してから「もう一回みる」ことのわかることはたくさんあると思います。
そういう「非サブスク」の方にも対応できるのが買い切りシステム、というわけです。
こういう感じで、最近は身の回りの仕事だけでなく、そこから一歩広げて「やった方がいいかもしれないこと」をAIに頼って進める、というのができるようになってきました。
その辺のことは、これからもいろいろ整理して、できる限りいろいろお伝えしていこうと思っています。
ちなみに、有料会員の方向けに、今回作った動画自動生成の仕組み一式のファイル、というのをおまけで添付いたします。
ごりゅごが作ったそのままのバージョンと、一部を汎用化したバージョンの2種あります。
どっちも、そのまま使うというよりは、生成AIに「README」を読ませて、これを真似して動画作ってくれ、という感じにしていただけると、手間暇少なくご自身の自動化にも取り入れていただけるのではないかと思います。
そう、別にこういうの作るの、もう難しくはないんですよ。ほとんどは、そこに手間をかける気になるか、時間をかける気になるかどうかだけなんですよ。
ナレッジスタックのコンテンツは、その「手間を削減する手段」として使っていただけたらな、と思います。
ごりゅごが作ったやつそのままの手順一式

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