今年の札幌記念は、ラスト5ハロン(L5)の持続力が勝敗を分ける一戦になりました。
勝ったのは15番シェイクユアハート。
1分58秒2のコースレコードで、重賞3勝目を飾りました。父ハーツクライの6歳馬が、ここへきて本格化を示した内容です。
レースを厳しくしたのは、前半の速さとアドマイヤテラの早仕掛けでした。
ホウオウビスケッツが先手を奪い、2ハロン目は10秒2、3ハロン目も11秒6。いったん流れが落ち着きかけたところでアドマイヤテラが進出し、以降は11秒台が続きました。
前半1000メートル59秒4、後半58秒8。息を入れる場所のない持続力勝負です。
シェイクユアハートは、先に動いた馬の一列後ろで待ち、ワンテンポ遅らせて仕掛けました。
展開を味方につけた立ち回りに加え、AI映像分析の推定ではラスト2ハロンを11秒5、11秒4で走破。上位馬が減速するなか、1頭だけ最後まで脚色が衰えませんでした。
2着サクラファレルは、逃げなかったことが結果的に好材料となり、持続力の高さを再確認できました。
4着ローシャムパークは4コーナーで進路を失っており、スムーズなら3着争いまであったでしょう。マジックサンズは2000メートルで最後が甘くなり、距離短縮で見直したい馬です。
アドマイヤテラとホウオウビスケッツは、早仕掛けの影響を強く受けました。本命にしたエコロヴァルツは最下位。歩様に違和感があったとの情報もあり、次走は状態を慎重に見極めます。
私の予想は外れましたが、金曜日のAI予想は対抗サクラファレル、▲シェイクユアハートで1、2着を押さえました。
一方、本命マジックサンズは6着。成果だけでなく、外れた理由まで検証する必要があります。
それでも他の新馬戦や未勝利戦では、土日ともに回収率200%超を記録。条件と映像情報を細かく入力するほど、期待値の高い馬を探す精度は上げられると感じています。
TARGETの補正タイムは「121」。ただし、天皇賞・秋では1分56秒台の決着もあり得ます。シェイクユアハートに残る課題は、さらなる高速決着への対応です。
今後は通った位置などの視覚情報も記録し、分析を深めます。
今週は新潟2歳ステークスとキーンランドカップ。特に将来性のある2歳馬の走りに注目です。
※ラスト2ハロンの個別ラップはAI映像分析による推定値。TARGET補正タイムは同ソフト内で比較する指標です。

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