こんばんは、久積篤史です。
今日は久しぶりに、ビットコインの相場について少し書きたいと思います。
最初に結論から言うと、
僕は今のビットコイン相場を、かなり重要な局面だと見ています。
現在、ビットコインは6万ドル台前半〜半ばで推移しています。
昨年までの熱狂相場から考えると、
「もうビットコインは終わったんじゃないか」
「まだまだ下がるんじゃないか」
そう感じている人も多いと思います。
でも、相場というのは面白いもので、
みんなが強気になったところが天井になり、
みんなが怖くなったところが底になることが非常に多い。
僕は長年トレードをやってきましたが、
結局、相場で最も大切なのは、
上がっているものを追いかけることではなく、今どの位置にいるのかを理解すること
だと思っています。
多くの人は「価格」だけを見ている
例えばビットコインが急騰すると、
SNSやYouTubeでは、
「10万ドルへ」
「20万ドルへ」
といった強気な話が一気に増えます。
逆に価格が下がり始めると、
「バブル崩壊」
「仮想通貨終了」
という話ばかりになります。
でも、本来見るべきなのはニュースではありません。
僕が見ているのは、
・価格の波形
・出来高
・ポジション
・レバレッジ
・オンチェーンデータ
・大口投資家の動き
・市場参加者の心理
こういったものです。
相場は、人間の感情が数字になったものです。
だからこそ、
みんなが怖がっているときに何が起きているのか
を見る必要があります。
今のビットコインには非常に面白い数字がある
現在、長期保有者の平均取得価格は、およそ5万ドル付近にあります。
一方で短期保有者の平均取得価格は6万7000ドル前後です。
これは何を意味するのか。
短期でビットコインを購入した人の中には、
現在すでに含み損を抱えている人がかなり存在しているということです。
こういう局面になると、
短期投資家の損切りが出ます。
レバレッジをかけている人は、さらに厳しくなります。
価格が下がる。
↓
損切りが出る。
↓
ロスカットが発生する。
↓
さらに価格が下がる。
いわゆる「投げ売り」です。
そして、相場の底というのは、
こうした投げ売りが一通り終わったところで形成されるケースが多い。
僕が今考えている2つのシナリオ
ここからが重要です。
僕は相場を見るとき、
「絶対にこうなる」
という見方はしません。
常に複数のシナリオを持っています。
シナリオ①
一度、直近安値を割って、
もう一段大きな下落が発生する。
その場合、5万ドル前後まで一時的に価格が落ちる可能性も視野に入れています。もしそこまで下がれば、長期保有者の平均取得価格に近づいていきます。心理的にはかなり悲観的な相場になるでしょう。
ただし僕は、むしろそこまで下がった場合、中長期では非常に面白い買い場になる可能性が高いと見ています。
シナリオ②
現在の6万ドル前半が大底となり、ここから反転する。
この場合、現在の下落そのものが、大きな上昇相場に向けた最終調整だった、ということになります。現時点では、僕はまだ①の可能性を完全には捨てていません。
ただし重要なのは、
「どちらになっても対応できる状態を作っておくこと」です。
僕がトレードで一番重要だと思っていること
相場では、「予想を当てること」
が一番大事だと思われがちです。
でも違います。
僕が最も重要だと思っているのは、予想が外れても利益を残せるオペレーションを作ることです。
例えば、
この価格まで落ちれば買う。
このラインを割れば損切りする。
ここを超えればロングする。
逆にここを割ればショートする。
これを先に決めます。
相場が動いてから考えるのではありません。
動く前に決める。
これだけでもトレードの精度はかなり変わります。
僕自身も現在、ロングだけに固執せず、
ショートも使います。
上がる相場だけがチャンスではありません。
下がる相場にも利益を取るチャンスはあります。
今回の下落を僕がそこまで悲観していない理由
現在の相場は決して楽観できる状態ではありません。
金利。
世界的な債券利回り。
地政学リスク。
アメリカの暗号資産規制。
短期的にはいくらでも下落要因があります。
実際、直近のビットコインも米国株や金利の動きをかなり受けています。
だから、「明日から上がる」などと言うつもりはありません。
しかし一方で、ビットコインを取り巻く構造そのものは、数年前とは明らかに変わっています。
ETF。
株式のオンチェーン化。
機関投資家。
金融機関。
国家レベルの暗号資産政策。
市場そのものが巨大化しています。
その中で現在の下落を見ると、
単なる「ビットコイン終了」には見えません。
むしろ、
次の大きな相場に向けて市場参加者が入れ替わっている途中
という見方をしています。
「怖いところ」で買えるか、投資で難しいのはここです。
価格が高いときは、みんな欲しくなる。
価格が安くなると、みんな怖くなる。
でも実際には、安く買って高く売る。
やることはこれだけです。
にもかかわらず、ほとんどの人は逆をやります。
上がってから買う。下がってから売る。
だから勝てません。
僕自身、今の相場を見ながら、
「次のチャンスはかなり大きいかもしれない」
と思っています。
もちろん、まだ下落する可能性はあります。
だから焦って買う必要もありません。
ただし、相場が本当に反転してから買おうと思っていると、
その頃には価格はかなり上がっている可能性があります。
だからこそ、今からシナリオを作っておく。
これが大切です。
最後に僕はこれまで、
暗号資産の世界をかなり長く見てきました。
バブルも見ました。
暴落も何度も経験しました。
トレードでも、
当然負ける取引もあります。
但し、1日100回取引する内の70回以上は勝ちます。
だから、日々利益を積み増していくことができるのです。
今後も、僕自身が実際に相場を見ながら考えていることを、
できるだけリアルタイムで書いていこうと思います。
以上、また書きます。
久積篤史
トレーダーとして、BYBITで世界1位の取引高を記録。
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