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ウルフの公開実験室🐺 · Aug 24, 2026

【強みの見つけ方🔍】「それ、どうやってるんですか?」の中に答えがありました

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ウルフの公開実験室🐺 · ウルフの公開実験室🐺

あなたは自分の人生で、自由を求めるとき、何をすればいいと思いますか?

仕事ができるようになる…

お金を稼げるようになる…

どこでも働けるようになる…

好きなことを見つける…

自分にしかできないことを探す…

こういうことを考える人は、多いと思います。

わたしも、ずっと考えていました。

特に最近は、「自分はAIを使って、何をやりたいのか」という問いに、かなり向き合っていました。

AIは、魔法の杖ではありません。

その人がもともと持っているものを、大きくする。

考えや経験や技術を、広げてくれる。

でも、もともと持っているものがゼロなら、どれだけAIを使っても、かけ算は始まりません。

ゼロに、何をかけても、ゼロです。

この話を前回しました。

正直に言うと、話しながら、少ししんどかったんですよね。

「では、自分は何を持っているのか」

「AIを使って、何を作りたいのか」

そこを、自分でも答えられていなかったからです。

高知へ行って、もっと自分の作りたいものに向き合いたいと思った。

その気持ちは強くなりました。

でも、気持ちが強くなったからといって、すぐに答えが出るわけではありません。

ノートを開いて考えてみる。

散歩しながら考えてみる。

いろいろな人の活動を見てみる。

それでも、「これだ」と思えるものは、なかなか見つかりませんでした。

ところが、答えは、自分の内側を一生懸命に探しているときではなく、人と話しているときに、少しずつ見えてきました。

今日は、そんな話をさせてください。

わたしには、強みがない。

自分には、特別な才能がない。

人に誇れるような実績がない。

そう思っている人は、少なくないと思います。

わたし自身も、以前はそうでした。

「あなたの強みは何ですか?」と聞かれても、すぐに答えられない。

専門家と呼べるほど、1つのことを極めているわけでもない。

誰かより圧倒的に優れていると、自信を持って言えるわけでもない。

だから、強みを見つけようとすると、つい自分の中を掘り始めます。

過去の経験を振り返る。

得意だったことを考える。

人から褒められたことを思い出す。

資格や実績を書き出す。

もちろん、こういう方法が悪いわけではありません。

ただ、これだけでは見つからないものもあります。

なぜなら、自分にとって当たり前のことは、自分では強みだと認識しにくいからです。

毎日、自然にやっている。

特に努力している感覚がない。

誰かに教えてもらわなくてもできる。

だから、自分の中では「わざわざ話すほどのことではない」と処理してしまう。

でも、他の人から見ると、そこに大きな差があるかもしれません。

この前、わたしは何気なく、自分が毎日やっていることを人に話していました。

毎日のPodcastを配信する。

その内容をもとに、メルマガを書く。

Substackにも展開する。

必要な場所へ届ける。

この流れを、できるだけ手をかけずに回しています。

もちろん、最初から何もしなかったわけではありません。

仕組みを組むまでは、かなり考えました。

どこを自動化するのか。

どこは自分で確認するのか。

どんな順番にするのか。

失敗したとき、どこへ戻ればいいのか。

そういうことを、少しずつ整えてきた。

でも、仕組みができてからは、毎日やることが大きく変わるわけではありません。

決めた順番に沿って、確認しながら進めていく。

わたしにとっては、もう日常の作業です。

だから、特別なことだと思っていませんでした。

ところが、その話を聞いた人が、こう言ったんです。

「それ、どうやってるんですか?」

そのとき、少し意外でした。

自分の中では、ただ毎日やっているだけのことだったからです。

でも、相手にとっては、毎日コンテンツを作り、複数の場所へ届ける流れそのものが、よく分からないものだった。

そこで初めて気づきました。

わたしが当たり前にやっていることが、誰かにとっては知りたいことになっている。

自分では、強みとして数えていなかったものが、人との会話の中で、強みらしい輪郭を持ち始めたんです。

強みは、宝物のように自分の中へ埋まっているものを、1人で掘り当てるものだと思っていました。

でも、実際には違うのかもしれません。

誰かの前に置いてみる。

話してみる。

見せてみる。

そのとき相手が、少し身を乗り出したり、質問したり、手を止めたりする。

その反応の中に、自分では見えていなかった価値が現れる。

強みは、自分の中だけでは完成しない。

人とのあいだに置いたとき、初めて輪郭が出るものなのだと思います。

もう1つ、強く残っている出来事があります。

先日、姫路でリアルの作業会を開きました。

そこに、AIを使って何かを始めたいけれど、最初の手がかりが分からず、手が止まっている人がいました。

やりたい気持ちはある。

興味もある。

でも、画面を開いたところで、何から始めればいいのか分からない。

こういう状態は、よくあります。

情報が足りないというより、情報が多すぎる。

AIについて検索すれば、たくさんの解説が出てくる。

便利な使い方も、最新のツールも、成功事例も、いくらでも見つかる。

その結果、始める前に疲れてしまう。

何を選べばいいのか分からない。

間違った方法を選びたくない。

もっと勉強してから始めたほうがいい気がする。

そうやって、最初の1歩が遠くなっていきます。

その人の隣に座って、わたしは自分が毎日やっている順番を、そのまま見せました。

まず、何を作りたいのかを決める。

次に、材料を集める。

AIに任せる部分と、自分が確認する部分を分ける。

出てきたものを、そのまま使わずに、自分の言葉や体験と照らし合わせる。

そして、次の作業へ進む。

特別なことをしたわけではありません。

すごい技術を見せたわけでもない。

ただ、わたしが毎日やっている順番を、隣で一緒に確認しただけです。

でも、その人の手が動き始めました。

画面を見ながら、実際に入力を始めた。

分からないところを質問した。

1つ進むと、次の1つにも手を伸ばした。

その様子を見て、わたしは思いました。

自分が毎日やっている順番を見せるだけで、人の手を動かせることがあるんだ。

これは、かなり大きな発見でした。

わたしは、それまで、自分の強みを「AIについて詳しいこと」だと思おうとしていたのかもしれません。

でも、もっと正確に言うなら、AIを使って何かを作るときに、どこから始めればいいかを一緒に整理できること。

自分がやっている順番を、人が動ける形にして見せられること。

こちらのほうが、近いのかもしれません。

この出来事がきっかけになって、AIの家庭教師を始めようと思うようになりました。

最初から立派な構想があったわけではありません。

大きなサービスを作ろうと計画していたわけでもない。

ただ、隣に座ったら、人の手が動いた。

その事実が残った。

だったら、それをやってみよう。

そう思ったんです。

やりたいことは、頭の中で完璧な形になってから始めるものだと思っていました。

でも、実際には、誰かの反応を見たあとに、形が見えてくることもある。

自分の中で考え続けているだけでは、いつまでも仮説のままです。

人の前で試してみる。

その人がどう反応するかを見る。

反応があった場所を、もう1度考えてみる。

そうやって、やりたいことが少しずつ具体的になっていく。

ここで、前回の話と今回の話がつながりました。

AIは、その人がもともと持っているものを拡張する。

だから、AIで何かをしたいなら、まず自分の中にあるものを見つける必要がある。

でも、強みや経験は、自分だけで探しても見つかりにくい。

なぜなら、自分にとって当たり前すぎるからです。

毎朝、決まった手順で仕事をしている。

人より早く、資料のどこを見るか判断できる。

初めての人が迷う場所を、先に見つけられる。

複雑な話を、順番に並べ替えられる。

相手の話を聞いて、何が問題なのかを整理できる。

こういうことを、本人は「普通にやっているだけ」と思っています。

でも、その普通は、誰にとっても普通とは限りません。

他の人が何時間も悩んでいることを、あなたは数分で終わらせているかもしれない。

他の人が途中で諦めていることを、あなたは毎日続けているかもしれない。

他の人には複雑に見えるものが、あなたには順番として見えているかもしれない。

それなのに、自分では、それを価値として数えていない。

「こんなこと、誰でもできる」

「別に大したことではない」

「わざわざ人に話すほどではない」

そうやって、最初から候補から外してしまう。

これは、非常にもったいないことです。

強みは、派手である必要がありません。

人前で目立つ能力でなくてもいい。

資格や肩書きがなくてもいい。

毎日、無意識に繰り返している小さな工夫。

自分では説明しなくてもできる手順。

誰かが困っているとき、自然にやっている声かけ。

そういうところに、強みの種があります。

ただし、種は、土の中に置いたままでは見えません。

外に出す必要があります。

人に話す。

作業を見せる。

一緒にやってみる。

そのとき、相手が「それはどういう意味ですか?」と聞く。

「なぜ、その順番なんですか?」と尋ねる。

「自分も同じようにやってみたい」と言う。

その反応が、自分の中にあるものを知らせてくれます。

もちろん、相手の反応がなかったからといって、価値がないと決まるわけではありません。

1人に伝わらなかっただけかもしれない。

見せ方が合っていなかったのかもしれない。

相手の課題と、たまたま重ならなかったのかもしれない。

だから、1回で結論を出す必要はありません。

大切なのは、自分の中だけで「これは価値がない」と決めないことです。

外へ出してみるまでは、本当の反応は分かりません。

わたしはこれまで、「自分のやりたいことを見つけなければ」と考えすぎていました。

立派な答えを出そうとしていた。

将来につながるものを選ぼうとしていた。

失敗しないテーマを決めようとしていた。

だから、なかなか動けなかったんです。

やりたいことを見つける前に、正解を選ぼうとしていた。

でも、今回の出来事から、少し考え方が変わりました。

やりたいことは、最初から見つかっている必要はない。

誰かに話して、相手の反応を見て、そこから育ててもいい。

「これが自分の強みです」と断言できなくてもいい。

「最近、こういうことをやっています」と話してみる。

そのくらいで十分です。

相手に見せるものも、完成品でなくて構いません。

毎日使っているメモ。

仕事の進め方。

作業の順番。

困ったときに確認する場所。

自分なりの小さな工夫。

むしろ、完成されていないもののほうが、相手は質問しやすいこともあります。

わたしも、自分のやり方を人に説明するとき、「こんな話をしても意味があるのかな」と思うことがあります。

仕組みの話をしても、細かすぎるかもしれない。

自分の作業手順を見せても、普通すぎるかもしれない。

そう考えて、話すのをやめたくなる。

でも、そこで黙ってしまうと、相手の反応を受け取ることもできません。

自分の強みを見つけたいなら、少し恥ずかしくても、棚から出して人の前に置く必要があります。

「これを毎日やっています」

「自分は、こういう順番で進めています」

「ここで迷う人が多いので、こう整理しています」

うまく説明できなくてもいい。

途中で言葉に詰まってもいい。

話しているうちに、自分でも気づくことがあります。

「自分は、ここを大事にしていたんだ」

「この部分は、他の人と見方が違うんだ」

「ここなら、誰かの役に立てるかもしれない」

人に説明することは、相手のためだけではありません。

自分の中にあるものを、自分で見つけるためでもあります。

ここまで読んで、「自分には強みがない」と思っている人に、今日やってみてほしいことがあります。

それではここで、今日のタスクです。

あなたが毎日やっている作業を、1つだけ選んでください。

仕事でも構いません。

家事でも構いません。

趣味や、発信活動でも構いません。

できれば、あなたにとっては当たり前すぎるものを選んでください。

そして、それを誰か1人に説明してみてください。

「自分は毎日、こういう順番でやっています」

「この作業では、最初にここを確認します」

「ここで迷う人が多いので、こうしています」

この程度で大丈夫です。

うまく教えようとしなくていい。

相手を納得させようとしなくていい。

ただ、自分がやっていることを、そのまま見せてみる。

そして、相手の反応を観察してください。

相手が質問したところ。

少し驚いたところ。

「それ、どうやってるんですか?」と聞き返したところ。

「自分もやってみたい」と言ったところ。

そこに、あなたの輪郭があります。

できれば、相手の言葉を、そのままメモしておいてください。

「なぜ、その順番なんですか?」

「それは、どこで覚えたんですか?」

「自分の場合は、どうすればいいですか?」

こうした質問は、あなたが思っている以上に、価値のありかを教えてくれます。

すぐに商品にしなくて構いません。

すぐに仕事にしなくて構いません。

まずは、自分の当たり前を、外に出してみる。

その反応を受け取る。

1人に話したら、別の人にも話してみる。

何度か繰り返すと、少しずつ共通する反応が見えてきます。

その共通点が、あなたの強みの中心かもしれません。

わたしも、まだ答えが全部見つかったわけではありません。

AIで何をしたいのか。

どんな形で人の役に立ちたいのか。

これから、試しながら考えていきます。

でも、以前のように、何も持っていないとは思わなくなりました。

当たり前すぎて見えていなかっただけで、すでに毎日使っているものがあった。

人の前に置いてみたら、聞き返してくれる人がいた。

隣に座って見せたら、手を動かしてくれる人がいた。

その事実が、次の行動の手がかりになっています。

あなたにも、きっとあります。

まだ名前がついていないだけです。

それでは、次回のおおかみ通信もお楽しみに!

図解師★ウルフ

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