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ウルフの公開実験室🐺 · Aug 18, 2026

【作り直しました☺️】7年続けたブログを、まるごと引っ越した理由

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ウルフの公開実験室🐺 · ウルフの公開実験室🐺

今日は、ちょっとした告白です。

このたび、私は7年間続けてきたブログを、まるごと作り直しました。

アクセスが落ちたからではありません。

費用が高くなったからでもありません。

記事の内容を、全部書き直したかったからでもありません。

理由は、もっと地味で、もっと根本的なものでした。

そのブログが、AIとつながっていなかったからです。

図解の世界、という名前で続けてきたブログです。

一番読まれているのは、「嫌われる勇気」を図解した記事。

その次が、「革命のファンファーレ」を図解した記事です。

どちらも、7年ほど前に書いたものです。

それなのに、今でも毎日、誰かが読んでくれている。

何年も前に作ったものが、見知らぬ誰かの目に触れ続けている。

これは、やっぱりうれしいんですよね。

書いていたころのことも、けっこう覚えています。

どんな気持ちで構成を考えていたか。

どの図解を入れるか迷ったこと。

公開したあと、最初のアクセスを確認したときのこと。

思い入れは、あります。

だから、作り直すと決めたときは、少し勇気がいりました。

長く続けたものを、別の場所へ移す。

それは、単なるデータの引っ越しではありません。

自分が積み上げてきた時間を、一度、別の仕組みに預けることでもあります。

それでも、作り直すことにしました。

今日は、そんな話をさせてください。

これまでブログには、WordPressを使っていました。

とても有名な仕組みですし、今もたくさんの人が使っています。

悪いものでは、まったくありません。

ブログを始めるなら、今でもWordPressは有力な選択肢だと思います。

自由度も高い。

情報も多い。

困ったことがあれば、検索すればたくさんの解決策が見つかる。

長いあいだ使ってきたこともあって、操作にも慣れていました。

では、何が問題だったのか。

記事を書くところまでは、AIと一緒に進められるのに、その後が全部手作業だったんです。

AIと相談しながら、記事の構成を作る。

文章を整える。

見出しを考える。

必要な画像や図解の候補を出す。

ここまでは、かなりスムーズになりました。

しかし、完成した原稿を公開する段階になると、急に昔の作業へ戻ります。

管理画面を開く。

文章を貼り付ける。

見出しの形を直す。

改行を確認する。

画像をアップロードする。

画像の位置を調整する。

リンクを確認する。

プレビューを見る。

問題がなければ、公開する。

1つひとつは、それほど大きな作業ではありません。

数分で終わることもあります。

だからこそ、見落としやすかった。

「これくらいなら、自分でやればいいか」と思ってしまうんです。

でも、それが毎回になる。

記事を書くたびに、必ず自分が管理画面の前に座らなければならない。

この小さな手作業が、記事の本数に比例して積み上がっていました。

しかも、AIを使うようになると、書ける量は増えていきます。

アイデアを出す速度も上がる。

構成を作る速度も上がる。

下書きを完成させる速度も上がる。

ところが、公開の作業だけは、私の手の速さのままです。

作れる量が増えたのに、出せる量が増えない。

これは、けっこう苦しい状態でした。

書いたのに公開していない記事が、少しずつたまっていく。

下書きの一覧を見るたびに、「これも出さないと」と思う。

でも、公開作業をするためには、別の作業を止めて、管理画面を開かなければいけない。

そのうち、書くこと自体が嫌になるわけではないのに、公開することが重くなっていく。

この感覚は、実際に運用してみないと分からないかもしれません。

文章を書けないのではなく、最後の1歩が詰まっている。

完成していないのではなく、完成したものを外へ出せない。

その状態が、じわじわ効いていました。

私は今、Podcastも、メルマガも、Substackも、ほとんど自動で配信しています。

もちろん、何も確認せずに勝手に公開しているわけではありません。

内容の確認や、表現の調整はします。

最終的な判断は、自分で行います。

ただ、原稿を各場所へ移す作業や、決まった形式へ整える作業は、かなり仕組み化されています。

1つの原稿が、複数の場所へ流れていく。

Podcast用の内容が、メルマガになり、Substackの記事にもなる。

その流れができてくると、作業の感覚が変わります。

「毎回、最初から最後まで手でやる」という発想ではなくなります。

どこを確認するか。

どこを自動で渡すか。

どの段階で人が判断するか。

そういう役割分担を考えるようになります。

その中で、ブログだけが手動で残っていました。

これは、道路にたとえると分かりやすいかもしれません。

道のほとんどが舗装されていて、車でスムーズに走れる。

ところが、目的地の手前に、1か所だけ砂利道がある。

距離としては短い。

そこを通るだけなら、大した問題ではない。

でも、毎回そこで速度を落とし、揺れに耐え、車を確認しなければならない。

しかも、そこを通らないと目的地へ着けない。

自動化の中に手動の工程が1つだけ残っていると、そこが全体のボトルネックになります。

作業全体の速さは、一番遅い場所に引っ張られるんです。

AIを使って、記事を書く速度が上がった。

画像を作る速度も上がった。

配信する速度も上がった。

それなのに、ブログだけは、毎回ログインして、貼り付けて、確認して、公開する。

これでは、ブログのために作業全体が止まってしまいます。

ここで、私はかなり反省しました。

新しいツールを探すとき、これまでは「自分が使いやすいか」を中心に見ていました。

画面が分かりやすいか。

設定が難しくないか。

料金はいくらか。

必要な機能がそろっているか。

もちろん、それらは大事です。

しかし、今の私にとっては、それだけでは足りません。

この道具は、AIにスムーズに渡せるか。

作ったデータを、別の場所へ持っていけるか。

毎回の手作業を減らせるか。

この視点が、とても重要になってきました。

これから道具を選ぶ基準は、少しずつ変わっていくと思います。

今までは、ユーザーファーストという言葉がありました。

人間にとって使いやすいか。

人間が迷わず操作できるか。

人間が気持ちよく使えるか。

これは、これからも大切です。

ただ、それに加えて、AIファーストという視点が必要になります。

AIが扱いやすい形になっているか。

AIへ情報を渡しやすいか。

AIから別のサービスへ、データを移しやすいか。

自分の作業を、AIと分担できるか。

例えば、毎週届く報告書があるとします。

内容は数字だけ。

項目も毎回ほとんど同じ。

それなのに、写真で送られてくる。

見るだけなら問題ありません。

しかし、その数字を集計しようとした瞬間、画像を開いて、数字を読み取り、表へ入力しなければならない。

画像のままでは、データとして扱いにくいからです。

社内システムでも、似たことがあります。

決まった画面を開いて、決まった項目へ、決まった内容を手で入力する。

内容自体は、メールや表計算ファイルの中にある。

でも、最後は人間が画面を見ながら打ち込む。

そこにしか入力できない仕組みになっている。

紙で回ってくる申請書もそうです。

誰かの頭の中にしかない判断もそうです。

AIが賢くなっても、情報がAIへ渡らない形のままだと、自動化はそこで止まります。

大切なのは、AIに何を頼むかだけではありません。

AIへ渡せる状態になっているかどうかです。

ここを見落とすと、「AIを導入したのに、なぜか仕事が減らない」ということが起こります。

AIの性能が足りないのではなく、入り口が詰まっている。

渡す前の準備に、人間の手が必要になっている。

だから、業務を効率化したいときは、まず「どこで手入力が発生しているか」を探すのがいいと思います。

その作業は、本当に人間の判断が必要なのか。

それとも、ただデータの形が悪いだけなのか。

この2つを分けるだけで、見えるものが変わります。

人間の判断が必要な部分は、残していい。

むしろ、残したほうがいい場合もあります。

一方で、コピー、貼り付け、転記、形式調整のような作業は、AIや仕組みに渡せる可能性が高い。

私がブログで困っていたのも、記事の内容を考えることではありませんでした。

公開するための転記と調整です。

そこに私の感情や経験が必要だったわけではない。

ただ、決められた場所へ、決められた形で移していただけです。

それなら、その部分は仕組みに任せてもいい。

そう考えられるようになりました。

ブログを移す作業は、まだ全部終わっていません。

7年分の記事があるので、当然です。

記事の内容を確認する。

リンクが生きているかを見る。

画像が正しく表示されるかを確認する。

古い情報をどうするか考える。

残す記事と、整理する記事を分ける。

やることは、いろいろあります。

正直に言えば、「もっと早くやっておけばよかった」と思いました。

でも、過去の自分を責めても仕方ありません。

その当時は、その仕組みが必要だった。

その時点で使えるものを使って、ブログを続けてきた。

それは、それで間違いではなかったと思います。

ただ、環境が変わったのに、道具だけを昔のままにしていた。

そこは見直す必要がありました。

新しい仕組みに変えるのは、面倒です。

慣れているものを手放すのも、不安です。

今まで積み上げてきたものが、ちゃんと移るのか。

読者が迷わないか。

検索から読まれている記事に影響が出ないか。

細かい心配は、いくつも出てきます。

それでも、これから先も書き続けるつもりなら、早いほうが痛みは小さいんです。

今なら7年分の引っ越しです。

3年後なら10年分になる。

さらにその先なら、もっと多くなる。

問題を先送りすると、問題が消えることもあります。

しかし、仕組みの不一致は、使い続けるほど積み上がります。

手作業が1回増える。

確認する場所が1つ増える。

古い記事が10本増える。

そのたびに、未来の自分へ作業を渡しているようなものです。

そう考えると、今日が一番若い日でした。

完璧に移行できる日を待つのではなく、まずは移せる仕組みを作る。

すべての記事を一度に整理しようとせず、今後の記事が新しい流れに乗るようにする。

過去の整理と、未来の運用を分ける。

この順番にすると、少し気持ちが楽になります。

あなたの仕事や活動の中にも、毎週、手で打ち直している場所があるかもしれません。

メールに届いた内容を、表へ転記している。

チャットに書かれた情報を、別の管理画面へ入力している。

写真で届いた数字を、手で読み取っている。

同じ文章を、複数の場所へ何度も貼り付けている。

こういう作業は、1回だけなら気になりません。

でも、毎週、毎月、何年も続くと、大きな差になります。

そこで、今日は1つだけ確認してみてください。

あなたが毎週やっている作業の中で、手で打ち直している場所はどこですか?

見つけたら、次に、そのデータがどこにあるのかを確認します。

テキストで取り出せるのか。

表形式になっているのか。

画像やPDFなのか。

紙でしか存在しないのか。

誰かの頭の中にしかないのか。

もしテキストや表で取り出せるなら、AIへ渡せる可能性があります。

「この情報を、次の作業に使える形へ整理してください」

「この内容を、社内システムへ入力する項目に分けてください」

「毎週の報告書を、同じ形式に整えてください」

そんな頼み方ができるかもしれません。

反対に、紙や画像、頭の中にしかない場合は、いきなりAIへ丸投げしないほうがいい。

まず、取り出せる形にする。

画像なら文字を読み取る。

紙ならスキャンする。

頭の中の判断なら、基準を言葉にする。

順番を間違えないことが大切です。

AIに任せる前に、AIへ渡せる状態を作る。

このひと手間が、あとで大きな違いになります。

私も、ブログを作り直してみて、仕組みの大切さを改めて感じました。

良い記事を書くことだけを考えていたら、公開のところで止まってしまう。

良い道具を選んだつもりでも、他の作業とつながらなければ、そこが負担になる。

道具は単体で見るのではなく、自分の仕事の流れの中で見る必要があります。

その道具は、何を楽にしてくれるのか。

どこまで自動で進められるのか。

どの場所で、人間の手が必要になるのか。

そして、その手作業は、本当に残す価値があるのか。

この問いを持っておくだけでも、これからの選択は変わっていくはずです。

あなたの身の回りにも、「そこだけ昔のやり方が残っている」という場所があるかもしれません。

大きな改革をしなくても大丈夫です。

まずは1か所。

毎週、手で打ち直している場所を見つける。

そのデータを、AIへ渡せる形にできるか考える。

今日やることは、それだけで十分です。

見つかったら、ぜひ教えてください。

自分では当たり前だと思っていた作業の中に、実は一番大きな改善の余地が眠っていることがあります。

それでは、次回のおおかみ通信もお楽しみに!

図解師★ウルフ

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