CBDを含む化粧品の即時市場撤去
他のEU加盟国では、THC含有量0.3%以下の産業用ヘンプから精製されたCBDは合法
企業側は通知を受け、ポルトガル市場での流通を即時停止するよう指示された
ポルトガルの医薬品・健康製品庁(Infarmed)は、CBD(カンナビジオール)を含む化粧品の即時市場撤去を命じた。これは、CBDが大麻の抽出物、チンキ、樹脂から得られているため、欧州の規制に適合しないと判断したためである。対象となったブランドはSVR、Naturasor、Dermacolで、これらの企業は通知を受けている。
Infarmedのこの決定の根拠は、欧州規則(EC)No.1223/2009とNo.655/2013に基づくとされており、これらの規則では麻薬に分類される成分を化粧品に含めることを禁止している。CBDが大麻の抽出物などから得られている場合、これに該当すると判断された。しかし、欧州の化粧品成分原料データベース(CosIng)にはCBDを麻薬とする記載はない。他のEU加盟国では、THC含有量0.3%以下の産業用ヘンプから精製されたCBDは合法とされている。
撤去対象となった製品には、CBD配合の美容液、クリーム、オイル、リップスティック、マスカラなどが含まれる。企業側は通知を受け、ポルトガル市場での流通を即時停止するよう指示された。
今回の措置がそのまま進行すれば、ポルトガルではCBD化粧品の販売が制限され、ブランドは合成CBDの使用に切り替えるか、市場戦略を変更する必要がある。しかし、この対応が欧州全体の規制と調和しているのか、また科学的根拠が十分であるのかについては、さらなる議論が求められる。
参考情報:Portugal Orders Removal of CBD Cosmetics as Crackdown Continues (Business of Cannabis)
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